オープンスタジオ
今年度の中心的活動は取手在住のアーティストたちのアトリエを一般公開する、「オープンスタジオ」です。同時に、空洞化の目立つ取手市内の商店街地区の空き店舗の活用や地域住民が参加できるワークショップなど、参加性を高めた内容を目指しています。

アトリエ公開
取手市内に点在する作家の自宅兼アトリエを一般見学者に開放して、交流を図ります。
ジャンルは美術にとどまらず、パフォーマンスなどのスタジオ公開も予定しています。
見学者は各スタジオに専用マップを手に、貸し自転車を使って巡ることができます。
場所:取手市内、取手近隣(藤代町)
オープンスタジオ件数:12件


参加作家:
柴田克哉(漆工芸)
木,漆などを素材に日々の生活を豊かにする作品を創り出す。
公開日:11/22(土)−25(火)/28(金)/30(日)12/3(水)/4(木)

ミーナ(インド舞踊)
インド舞踊の公演、ワークショップ(レッスン風景)に加え、金刀比羅神社で奉納舞も行なう。
公演:11/24(月) 14:00-(さくら会館)/29(土) 14:00-(白山公民館)
公開レッスン:11/26(水)、12/3(水)14:00-15:00

平田五郎(現代美術)
生活と作品の制作の中で混沌としている。自宅で育てているランも必見。
公開日:11/22(土)−24(月)/29(土)/30(日)12/1(月)

浜田雅三(壁画)
会期中、ケーキ店ニューアンジェラスの店頭に出張スタジオ。パブリックアートや、アートワークを紹介。
全日程公開

金田鹿男(陶芸)
弘経寺の参道,境内を通って工房へ。独自の刷毛目、粉引、象嵌等の作品を公開。
公開日:11/22(土)−25(火)/12/3(水)−7(日)

工藤晴也(壁画)
藝大隣地の工房では、大理石による床モザイクの制作を公開。他、さまざまな施行例を写真展示している。
公開日:11/22〜24、12月7

森山優子(鉛筆画)
ロンドン在住。会期中は、日本に戻り、新取手のスタジオを公開。
公開日:11/22(土)−30(日)

島田忠幸(彫刻)
金属を素材にした表現。スタジオの壁面に道具が整然と並ぶアトリエ。
公開日:11/22(土)−24(月)/29(土)/30(日)12/5(金)

アトリエ「蔵」浅川洋行 佐藤正和 森岡慎也 (彫刻)
大谷石造りの農協のこめ倉をアトリエにした 3人の共同スタジオ。全日程公開。

石山宣伝研究所(石山清一、石山理/デザイン)
日替わりデザインメニュ-を用意。
公開日:11/22(土)/24(月)−27(木)/30(日)/12/1(月)−3(水)/6(土)/7(日)

川越良昭(日本画)
白山商店街おかべ商店隣の住居兼アトリエ。
全日程公開。

田中詩子+金沢寿美(現代美術)
昨年度『Red Line』で参加の2人組による6号線沿いの倉庫で、鏡を使ったインスタレーションを公開。
公開日:11/22(土)−24(月)/29(土)30(日)12/6(土)/7(日)

参加作家によるワークショップ/パフォーマンスを多数開催
詳しくはイベントのページへ>>

商店街スタジオ
商店街の協力による空き店舗活用の展示や公演は、街中にスタジオが飛び出していくという発想で、より市民の日常生活に近い空間での芸術活動の展開をめざします。
出展アーティストは取手在住作家の他、芸大卒業生や学生など幅広いアーティストが集まっています。
この企画によって、人通りが減少している商店街に新しい人の流れを生み出し、また、商店街のレストランや衣類店などに積極的に参加を促していくことで、地域と深く交流するきっかけとしたいと考えています。
作家は、商店街スタジオでの創作活動の公開をはじめ、企画性のあるものを展開します。
場所:取手駅西口近隣 白山商店街
オープン件数:11店舗


参加アーティスト
NATSUKO(加地奈津)(壁画家・モザイク)
モザイクタイルで制作された小品(モザイクイス)などの展示と一般の方対象のモザイクタイル体験などのワークショップ

福田玲子(洋画家)・杉山啓子(版画家)
油絵と版画の作品展示と店舗での制作活動を行う。また、2人の仲間を集め、一般客を対象にワークショップを期間中多数企画

3steps room(中島洋和・現代美術家/のざわのりこ・版画、絵本作家/吉野貴将・工芸家)
3つの部屋をそれぞれインスタレーション、絵本製作、漆のお面の展示とパフォーマンスを期間中行う。また、ワークショップや1dayショーなどを行う

タイラー・ラッセル(東京芸術大学院美術研究科 修士1年)
空中鉱山研究所を商店街に出現させる。今まで彼が集めた空中鉱山の資料の展示や、商店街での空中鉱山のサンプル収集、一般客へのレクチャー、ワークショップ。

西尾美也(東京芸術大学先端芸術表現科2年)
生活に身近な衣服を他人と交換し、コミュニケーションを通して新たなものを創り出すスクランブルクローズというプロジェクト。店舗では期間限定ショップの開設と商店街とコラボレーションしたファッションショーの開催。

海老原靖(現代美術家・映像)
映像を中心とした上映。期間中イベントプランを立て、「倶楽部ドンパンチョ」と題し、美術と音楽を会して情報・意見の交換ができる空間を演出する。

山田智子(東京芸術大学大学院 美術教育科修士1年)
「白山商店街簪」−お店の人に会いに行こう−というタイトルで、白山商店街の各店をテーマにした簪(かんざし)をつくりお店の人に簪を挿してもらい営業してもらう。期間中簪を挿した商店の方に出会える。

大崎晴地(東京芸術大学 先端芸術表現科1年)
「商店街を食べる」というコンセプトのもと、期間中訪れた観客と白山商店街の一角に新たな商店街の姿を創っていく。


塚田花恵(東京芸術大学大学院音楽学専攻修士1
年)
「音楽マッサージ」
あなたのためのコンサート空間と共に究極のマッサージチェア−が白山商店街に現れます。一度座ったら虜になるマッサージチェア−です。

東京芸術大学先端芸術表現科古川研究室
「触覚・アートプロジェクト」
“Tactile Restaurant in the dark/触覚レストラン”
完全予約制。暗闇空間で触覚と会話を楽しむ体験プログラム
触覚レストランのHP

斎藤愛和/中山晴奈/久保福子
「喫茶金穂堂」
取手の食材を使った料理でもてなす一風変わった喫茶店です。期間限定の喫茶室に足を運んでみてはいかがですか?何か面白 い仕掛けがあなたを待っているかも知れません。

参加作家によるワークショップ/パフォーマンスを多数開催
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