Toride Art Project 取手リ・サイクリングアートプロジェクト
 
 

トップページ


TAP2004概要

テーマ

中核となる事業
  プロポーザル公募による9作品の展示・実施

今年は、“4人の気鋭の作家に若手が挑む”コンペ方式でプロポーザル(企画/作品案)の公募を行います。「1/2のゆるやかさ」というテーマに添った内容の作品であれば表現のジャンルは問いません。全国から寄せられたプロポーザルは、4人のコンペ招待作家のプロポーザルとともに一次選考を経て、その結果とともに全案が『プロポーザル展(8月23日〜29日)』にて公開されます。プロポーザル展では、会期中に一般市民投票がおこなわれ、最終日に3名の審査員による公開の最終選考が行われます。最終選考では、市民投票の結果を考慮しつつ、今年度のTAP作品として11月の会期中に市内各所にて実現される8つの作品/企画(予定)が選出されます。

公募日程

6/14〜7/31 プロポーザル募集期間
8月中旬  一次選考(市民・行政・芸大を中心としたTAP実施本部による選考)
8/23〜8/29 プロポーザル展
8/29 最終選考(公開選考会)とりでアートギャラリー“きらり”
11/13〜11/28 TAP2004 開催 茨城県取手市内各所

コンペ招待作家
高嶺 格
平田 五郎
小山田 徹
椿 昇
→コンペ招待作家プロフィール

審査員(50音順)
秋元雄史(ベネッセアートサイト直島/アーティスティックディレクター)
原 久子(アートプログラムディレクター)
藤森照信(東京大学教授・建築史家) 
→審査員プロフィール
 

TAP2004取手リ・サイクリングアートプロジェクト事業概要

■関連事業‐1:児童画展
毎年恒例の企画です。取手市全12校の小学1年生約600人に絵を描いてもらい、会期中に市内で展示します。今年は先生方との勉強会も計画中です。

■関連事業‐2:TAPフォーラム
TAPをめぐる議論の場。今年度は会期の前後に2回の開催を予定しています。
7月のVol.1では、一体TAPとは何なのか、TAPに何を期待するのか、さまざまな立場で今年のTAPに関わる面々が、一般市民や参加希望作家とともに語ります。
第1部では、5年間のTAPの歴史を紐解き、今年の企画主旨を説明。第2部ではゲストを交え、市の内外からTAPに集う若者たちが、まちとアートの将来像について期待を語ります。
 
Vol.1「アートプロジェクト、何が残るか、何を残すか」(終了しました)
 ・日時:7月4日(日)13時30分〜16時00分(開場13時)
 ・会場:取手福祉会館2階 会議室D
  ・参加無料・定員70名(要申込)
  ・プログラム:
 第1部「TAPの歴史と今年のTAP」
    パネリスト:渡辺好明(TAP運営スタッフ/東京芸術大学美術学部助教授)
    パネリスト:森山昌輝(TAP運営スタッフ/取手市民)
    司会:熊倉純子(TAP運営スタッフ/東京芸術大学音楽学部助教授)
 第2部「何が残るか?何を残すか?」
    パネリスト:秋元雄史(ベネッセアートサイト直島/アーティスティックディレクター)
    パネリスト:横山優子(TAPインターン)
    パネリスト:福田なな(TAP運営スタッフ)
   司会:森司(水戸芸術館現代美術センター学芸員/TAP塾講師)

Vol.2「創造都市〜都市環境とアート」(仮題)
 ・日程:2005年2月〜3月に開催予定。
 ・※会場、パネリストなど、詳細は未定です。

■環境整備事業
取手アートプロジェクトでは、アートによるまちづくりの一環として都市環境や芸術環境の整備、芸術教育や芸術普及事業、人材育成など、インフラ整備をはじめとする、より恒久的な活動も行っています。

インターン制度『TAP塾』 (文化庁「文化による創造のまち」支援事業)
今年度より開始されたアートマネジメントの人材育成事業です。
インターン制度を導入し、TAPの企画・運営に携わる人材を市内外から新たに募集。インターンは『TAP塾』と称した座学+実践研修プログラムを通して、アートマネジメントの理念や実践方法を学びます。
市民運営によるアートプロジェクトであるTAPにおいてアートマネジメントのスキルを身につけた人材は、将来、取手のみならず日本各地で「芸術によるまちづくり」推進のキーパーソンとなり、21世紀の市民社会における芸術の役割を新たに開拓することが期待されます。
現在、『TAP塾2004』には、市内及び東京近郊から集まった学生や現役社会人、定年後あらためて文化やまちづくりに興味を持った人々など、約20名が参加し、講師の森司氏(水戸芸術館現代美術センター学芸員)のもとで、TAPの企画・運営の実務に取り組んでいます。

・都市環境プロジェクト
市民生活に密着した都市環境の改善を目的とする恒常的な取り組みです。
昨年度に実施したJR陸前第2浜街道ガード下の『壁画プロジェクト』に続き、同じく陸前第2浜街道国道6号線ガード下とその周辺の環境整備と美化を目的としたアートワークを計画しています。
本年度はその準備作業としてこの地域の調査、環境改善計画案、デザイン計画、ドローイング等を行います。これらの作業は次年度に引継がれ、全ての計画案が整った後、制作を開始する予定です。
さらに今後は、パブリックアートの調査やまちの美観に対するフィールドワークなど、都市環境へのさまざまなアプローチを試みる予定です。

・TAPサテライト・ギャラリー
TAPを登竜門として世に出た若いアーティストたちや、取手で活動を展開するアーティストたちの作品を紹介する場を市内に設け、恒常的な芸術環境整備にも取り組んでいきます。

 
ページ上部へ


取手アートプロジェクト実施本部
〒302-0004 茨城県 取手市 取手3-4-11 カタクラショッピングプラザ3F
電話:0297-72-0177 E-mail:tap-info@ima.fa.geidai.ac.jp