Toride Art Project 取手リ・サイクリングアートプロジェクト
 
 

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コンペ招待作家プロフィール

写真 高嶺 格 Tadasu Takamine
1968年鹿児島生まれ。ビデオやパフォーマンス、インスタレーションなどの作品を発表する傍ら、ダムタイプ「S/N」やバットシェバダンスカンパニー「Naharin's Virus」をはじめ、舞台作品のコラボレーションも数多く手掛ける。
作品の特徴
今ここにある状況、社会と常に対峙することによって生み出される高嶺格の作品は、観るものに意識の転換を迫る。映像やパフォーマンスなどその表現方法は多岐に渡り、障害者の男性が登場する「木村さん」、巨大な粘土のアニメーション「God Bless America」など、現代社会の複雑な関係性を浮き彫りにする。

展覧会略歴
1996年 第5回メキシコパフォーマンスフェスティバル, メキシコ
1998年 「オニキス・ドリームス」/ Saydie Bronfman Center, モントリオール, カナダ
2001年 「Facts of Life: Contemporary Japanese Art」/ Hayward Gallery, ロンドン
2002年 「現代美術への視点:連続と侵犯」/東京国立近代美術館
「木村さん」/ IKON gallery, バーミンガム, イギリス
2003年 京都ビエンナーレ2003/京都芸術センター、その他
「Zone of Urgency」/第50回ベニス・ビエンナーレ国際企画部門等、個展、グループ展、パフォーマンスを国内外で多数行う。

 

写真 小山田 徹 Toru Koyamada
1961年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学在学中にパフォーマンスグループ「ダムタイプ」の結成に参加し、おもに企画構成・舞台美術を担当する。ダムタイプの活動と平行して90年から、「アートスケープ」「ウィークエンドカフェ」「BazaarCafe」などさまざまな共有空間の開発を行う。

作品の特徴
人々の日常生活の中にある「現場」を、ゆるやかに他者とつなぐ仕組みを生み出し、展開する。社会において様々な立場の人が協働して運営する「バザールカフェ」の活動から、各地で行われているプロジェクト・ワークショップに至るまで、効率ではなく小さな幸せを探すコミュニティーのあり方を模索し続けている。

展覧会略歴

1984年 DUMB TYPE の活動を開始。(2000年まで)
1992年 コミュニティセンター“Art-Scape”を創設。
1994年 “Weekend Cafe”を運営。(96年まで)
1998年 コミュニティカフェ“Bazaar Cafe”の立ち上げに参加。 
Asian Cultural Council の助成を受け、アメリカに3ヶ月滞在。「風景の記憶」という散歩の企画をおこなう。
2000年 「祈る人屋台」プロジェクト/スパイラルガーデン,東京
「きき耳」ワークショップ/霧島アートの森美術館,鹿児島 
2002年 「Beautiful Life ?」展/水戸芸術館,茨城
山口市情報芸術センターのアートマネージメント養成企画に参画。
2003年 「ガーデン/山荘の時間」展/アサヒビール大山崎山荘美術館,京都

 

写真 平田五郎 Goro Hirata
1965年東京生まれ。80年代末からパラフィンワックス(蝋)を使ってなかに入ることが出来る小さな家や部屋等を国内外の美術館で展示。あわせて、冬の湖上や砂漠等無人の場所で、小さな彫刻を作るフィールドワークを行う。

作品の特徴
パラファインワックスで成形した乳白色のブロックを組み上げた大掛かりなインスタレーション作品は、瞑想空間のように私たちを内なる感覚へと誘う。佐久島の空家計画では、一ヶ月間佐久島に滞在し、島民の協力を得て廃屋になっていた古い民家を作品化するプロジェクトを行うなど、制作の過程や作品の「体験」において、出会いの可能性を内包している。

展覧会略歴

1995年 「平田五郎展 MIND SPACE ―4つのとび地―」/ストライプハウス美術館
「平田五郎展 ―MIND SPACE―」/ギャラリー日鉱,東京
1998年 「超日常 ―日本現代芸術7人展」/上海美術館,中国
「日韓現代美術展―自己と他者の間―」/目黒区美術館,東京/国立国際美術館,大阪/韓国文化藝術振興院美術會館,ソウル,韓国
「テイストと探求―1990年代の日本美術」/ニューデリー国立近代美術館,インド/マニラ・メトロポリタン美術館,マニラ,フィリピン
1999年 「呼吸する風景」/埼玉県立近代美術館,浦和
「アジアのニューインスタレーション」/マットレス・ファクトリー, ピッツバーグ,アメリカ
2000年 「Gendai:日本の現代美術―ボディとスペースの間―」/ワルシャワ現代アートセンター,ポーランド
2001年 「ヴァイブレーション 結びあう知覚」/宇都宮美術館
「三河・佐久島 アートプラン21 佐久島家計画1/大葉邸―緑の庭―」/佐久島,一色町,愛知
2002年 特別展示「平田五郎展」/群馬県立美術館
「Temporary…」/エクス・テレーザ国立現代美術センター,メキシコ・シティ

 

写真 椿 昇 Noboru Tsubaki
1953年京都生まれ。80年代後半より生物や有機物が突然変異的に膨張したようなカラフルで巨大な作品を発表。近年はプロジェクトごとに若いクリエイターと「椿組」を結成しての制作もおこなう。また、高い先端技術と知識を持つ企業と、アーティストがコラボレートし、次世代プロダクツを開発する『ランデブープロジェクト』を立ち上げる。

作品の特徴
インタラクティブな要素やロボットを導入したインスタレーションを多く手掛ける。横浜トリエンナーレでの巨大バッタ「インセクトワールド」や、9.11以降の持続可能な世界を考える「国連少年」展など、現代社会のあり方に鋭く切りこむ批評表現をあかるくポップにおこなっている。
1953年京都市生まれ

展覧会略歴

1989年 「アゲインスト・ネイチャー:80年代の日本現代美術」/サンフランシスコ近代美術館
1993年 第45回ベニスビエンナーレ・アペルト「エマージェンシー」/ベニス
1995年 「ジャパン・トゥデイ」/ルイジアナ美術館,コペンハーゲン
1999年 「デジタル・バウハウス」/NTTインターコミュニケーション・センター
2001年 「横浜トリエンナーレ2001」/インターコンチネンタルホテル
2003年 「国連少年」/水戸芸術館
2003年 「人とロボット」展/日本文化会館,パリ
2004年 「バングラデシュビエンナーレ」/ダッカ
「メディアレーナ」アーティストインレジデンス/ニュープリマス・NZ
など国内外にて展覧会多数。

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