TAP2006 Satellite Gallery 取手アートプロジェクトサテライトギャラリー
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Vol.7 2006.1.20 - 2006.2.12

「エスキースA エスキースB エスキースC エスキースD」 :西島治樹

エスキースA
作品『Pachinko OASIS』2000年
日本を代表する娯楽スポット・パチンコをテーマにした観客参加型・インタラクティブパチンコ装置。特殊シースルーディスプレイを使用。たまたま通りかかった人をディスプレイ上のパチンコゲームに勝手に参加させ、不規則な人間関係を形成する。花壇に植えられたチューリップの前を通過することによって、通行者がたちまちパチンコの一部(釘)になり、ディスプレイ上で繰り広げられるゲームの操作性を左右する。

エスキースB
作品『Remain In Light』2000〜2003年
現代版電子昆虫採集キットとは、電子制御されたアミと虫かごの装置のこと。情報通信システムのデジタル化に伴い、衰退の一途をたどるアナログ通信電波を絶滅していく昆虫になぞらえた作品。実際にアナログ電波を捕獲、リリースすることができる。

エスキースC
作品『video gun(仮題)』2006年
現在制作中のプロセスを紹介。この掃除機は風景を吸い込むことができる装置であり、スイッチを入れると本体が作動して、ノズルを向けた先にある風景を蓄積していく。掃除機に溜まった風景は本体の振動によって人工的に色分解される。また、蓄積物は専用ボックスに投入することで256色に区分けされ、透明スクリーンに投射される。

エスキースD
大きなトンネルを大きな笛にする計画案。

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