TAP2006 Satellite Gallery 取手アートプロジェクトサテライトギャラリー
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Vol.8 2006.3.3 - 2006.3.26

「アートアニメーションの現在」

アートアニメーションの現在展示風景
アートアニメーションの現在展示風景

2005年度最後を締めくくるTAPサテライトギャラリー企画展Vol.8「アートアニメーションの現在」3月3日(金)‐26日(日)は、幅広い年齢層の市民の皆様や、郊外からのアートファンにお越し頂き、盛況のうちに終えることが出来ました。
今回は気鋭のアニメーション作家6組をフェスタ形式で紹介しました。計17作品に亘るアニメーションを、2つのプログラムに分け、ギャラリー内外で上映しました。柔らかな描線によって華麗なメタモルフォシスを展開する芥川真也。精緻な鉛筆画で心象風景を紡ぐ桑山佳代子。手法を駆使し、現実社会をユーモラスに表現するTACOROOM。油画を用いた独特の手法「切り絵アニメ」で温かみのあるキャラクターを描く名取祐一郎。心の奥に潜む世界を手描きアニメーションによって織り成してゆく松本力。クレイアニメによってどこか懐かしさを感じさせる叙情的風景を描く村田朋泰。6者6様の世界が展開されました。
また片方のブースには原画やパペットなどのエスキースも展示しました。先ほどまで自分が観ていたアニメーションの制作プロセスを真剣に見つめる観客の姿が印象的でした。中でも実際に操作が可能な、松本の「絵巻物マシーン」はアイロン台を模したその形状で視線を集めていました。最終日にはこの装置を使ったワークショップが開催され、多くの参加者でにぎわいました。
(TAPサテライトギャラリーインターン・清水彩)

オープニングパーティー 3月3日17時〜
松本力ワークショップ「絵巻物マシーンで絵巻物アニメーションを作ろう!」3月26日13時〜

作品の詳細は以下をご覧下さい。

「アートアニメーションの現在」によせて 及位友美(東京芸術大学 助手)
作家コメント

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