□舟プロジェクトとは?

 □舟プロ日誌

 

■舟プロジェクトとは?
利根川では、古くから高瀬船、外輪船などによる水運が栄え、取手周辺にも数多くの停泊地や船宿がありました。また、この地域の農家には水田で用いられた田舟や増水時の避難用の木舟などが今も残されています。舟プロジェクトは、こうした地域固有の歴史を踏まえ、市民や学生が参加して舟を作るアートプロジェクトです。
     
舟プロジェクトは簡単に言うと...
舟で古利根川に浮き橋を架けて、取手と我孫子を繋ごうというプロジェクトです。 利根川や取手地域は舟の活用が古くから盛んでありました。高瀬舟のように人や物を運ぶ運搬用であったり、水田で使用する田舟であったり、時には水害時に避難用と して使用されることもありました。私達の身近にもごく最近まで川を渡るという行為が普通に行われていたのです。そんな取手の地域性をもう一度考えてみたいと思います。
この舟プロジェクトでは次のような様々なアイディアが検討され、進行しています。

a) 農家などにある舟の調査を行い、借用して一同に集める
b) 座談会、舟、掛け橋の模型製作と展示。小学生のための舟作りワークショップを行う『サッパ会議』 
c) 舟の修理と新造舟建造
d) 新造舟の進水式
f) 集められた舟で古利根に舟橋をつくり取手・我孫子の美術展を結ぶ



▽舟橋模型制作風景
     

計画スケジュール

5月 予算・計画作成、ボランティア募集
6月 舟事前調査、架橋模型制作
7月 サッパ会議(7/7)
8月 借り船の運搬・集結・修理、新造船の建造(〜9月末)
9月 新造船の進水
10月TAP2002本番 >撤去・返却へ

     
mail:tap-info@ima.fa.geidai.ac.jp