□公募要項

 □候補地

 □選考委員略歴

 

■TRAP2002開催中!*会期は終了いたしました。
今月、10月19日からとうとうTRAP2002が始まります。各作家も作品制作に入り、台風による大雨で大変なこともありながら本番に向けて出来上がりつつあります。
10月19日から11月4日まで約二週間の実施期間がありますので是非見にいらしてください。
     
■選出作家一覧

北川貴好
『アシバ・ミチを切り開く』
川沿いの葦林に川に向けて迷路の様に途を切り開く。高低差のある足場や高見台を設 けることにより、葦林をさまざまなレベルで見晴らすことが出来る。

高橋治希+青井大地+中村啓宏
『水平の領域』
利根川の土手(標高10M)の1地点から四方に同標高の風景を映像としてつなぐ。土 手に設けられた映像のためのパビリオンに入り、それらの風景を鑑賞する。

夛胡道子・崎濱千夏・高橋知子・太田英理
『小さな己』
古利根沼のほとりに設けられた大小連結された竹製の仕掛け。くみ上げられた水はこ の装置を伝って最後に小さな植物にそそがれ、その命を育む。

加藤チカ
『見えない川』
廃屋の一部屋に川の不可視の流れを暗示するような状況やもの(ドローイングや映像 、ちょっとした設置物など)をつくると共に、取手の町のあちこちにも似たような設置を行なう。

金沢寿美・田中詩子
『Red Line』
そでを極端に長くした赤い衣服を着た市民が取手市と我孫子市の境界上に手をつなぎ並ぶことにより(もしくは衣服のみをハンガーで吊るして並べ)地図上にしか存在しないBoderLineを顕在化する。

片方聰
『もうひとつの川』
川沿いの葦林の中に「もうひとつの川」をつくる。いくつかのポイントでその道は実 際の川と結ばれ視界を開く。

石原智子
『受精卵の渡航〜子宮への道としての川〜』
麻糸で作られた灯りを抱いた球状のオブジェ500個が取手の川に流され海へ向かう。

●田中元子・大西正紀(DO+)
『Milky Flow〜ナガレル ヒカリ』
(都合により、制作・実現を辞退されました)
利根川の水力や太陽電池で発電されることにより、アシ林に仕掛けられた無数の光ファイバーが光の川を演出する。

Poh-Wang(ポー・ワング)
『小さい川』
利根川から川を分岐させ、小さい川を作る。その川を小利根川とし、そして、その川 により出来る小さい町を小利根町と命名する。町には小さな橋がかけられ、模型の家 並みがつくられる。

牡丹靖佳
『砂の家』
利根川の砂で家(町)を作り、利根川の流れでそれらが浸食されていくモデルを制作 する。

菅谷龍之介
『on AIR』
TAP期間中、作家は河川敷の(家)に滞在し、そこを訪れる観客とのやりとりや取手 のフィールドワークを手がかりに、紙のうえにいくつものプロジェクトプランやドロ ーイングを描き続ける。プロジェクト終了後にそれらは一冊の本にまとめられる。

山岡淳
『For the Reverse Side of the view of the Riverside』
川辺や河川敷に散乱する様々なゴミに蓄光塗料が塗られる。それらは夜になると発光 し、美しい夜景を生み出す。

中川絵梨
『まちを拾う』
市内40ヶ所にミラー加工されたステンレスを貼った捨て看板を立て、そこに映りこむ 風景を拾う。









▽審査風景











▽最終選考 残ったプロポーザルを並べて
     
以上13作品(順不同)の選出作品から、予算や規模、技術的な問題など実現性を再考 した結果、全12作品が取手市内各所にて制作されて、取手アートプロジェクト2002 (会期:2002年10月19日〜11月4日)に一般公開されます。

プロポーザル展は7月21日をもって終了いたしました。
     
mail:tap-info@ima.fa.geidai.ac.jp