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TAP塾

TAP塾とは?

1999年より毎年開催されている取手アートプロジェクト(TAP)の、アートマネージャー育成プログラム。将来、取手および他の地域で「芸術によるまちづくり」をおこないたいと考えている人々をTAPの企画・運営に迎え、TAPが6年間の間に蓄積してきた市民運営によるアートプロジェクトの理念や実践方法を広く共有する場を開設します。

TAP塾のめざすもの

次世代のアートマネージャーをめざす人びとの実践的探求の場としてTAPを活用する。
これからのTAP運営を担う人材を発掘するとともに、TAPへ新たな視点を導入する。
取手あるいは他の地域で「芸術によるまちづくり」を考える人びとに、情報と実践的経験知を提供する。
芸術やアートマネジメントの専門家を志さない人びとにも、地域活動への参加の道を開き、個々人のQOL(Quality of Life=生活の質・人生の質)の向上に役立つ。

TAP塾でなにをするの?

TAP2005の企画運営

1. TAP実施本部での運営作業分担
広報、資金調達、地元との交渉など、興味のある担当を選んで、TAP運営スタッフとともに仕事をします。
2. 運営会議への出席
月2回開催される運営会議に出席し、TAP運営スタッフと共にプロジェクトを進めていきます。
3. TAP2005のプロジェクトに参加
「オープンスタジオ(地元アーティストの活動を紹介)」、「TAPサテライトギャラリー開設(6月開設予定)」、「こどもプログラム(児童画展、教育機関へのアーティストの派遣事業)」などの企画・運営をします。加えて、TAP2005では美術家・藤浩志氏を招聘し、一緒に新しいプロジェクトを組み立てていきます。

レクチャー
  アートマネジメントに関する一般的な知識を、TAPでの実践に結び付けながら学びます。
毎月1回、年間5回から7回各方面からの講師をお招きしての開講を予定しています。

2004年度レクチャー

キュレーション・ワークショップ−アーティストとともにまちづくり
  TAP2005への参加が決定した企画や作品をどう実現するか。キュレーション(展覧会企画)とは、机上の仕事だけではありません。アーティストとともに悩み、地域社会と交渉し、大工仕事で汗をかきます。
また、今年から新しく始まる「TAPサテライト・ギャラリー」という恒常的な展示空間の運営にも携わります。

情報発信・交流事業「TAPフォーラム」の企画運営
TAPを広く世にアピールし、「芸術とまちづくり」に関する考察を深める議論の場として、一般公開のシンポジウムを年間2回予定しています。出演交渉・会場手配・告知・当日運営全てを通じて会場作りのノウハウが学べます。

TAP塾専任講師:森 司(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)

TAPは発展途上のプロジェクトであり、運営スタッフも皆さん同様、プロフェッショナルではありません。きっとTAPの運営に携わるなかで、皆さんは数々のギモンに遭遇し、運営スタッフに尋ねてもよく分からない難問にぶつかることもあるでしょう。
チラシやポスターの作成スケジュールやデザイン、アーティストとの交渉の仕方、制作現場での注意事項などについて、随所で適切なアドバイスをしてくれるのが、プロフェッショナルの森さんです。一人で悩まず、仲間やスタッフ、森さんにまずは相談をする。問題を皆で共有すること。そこから双方向のコミュニケーションが始まり、打開策がみえてきます。

その他

年度末に「TAP塾修了証」をお渡しします。
TAPの運営はすべてボランティアベースで実施されています。ご提供いただいた労力や技術に対して報酬が支払われることはありません。

 

 
 
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取手アートプロジェクト実施本部
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