TAPとは

TAPとは

取手アートプロジェクト(TAP=Toride Art Project略)は、1999年より市民と取手市、東京芸術大学の三者が共同で行なっているアートプロジェクトです。

若いアーティストたちの創作発表活動を支援し、市民のみなさんに広く芸術とふれあう機会を提供することで、取手が文化都市として発展していくことをめざします。

主要事業

  1. 「公募展」(全国的な公募により展開される作品発表の場/隔年開催)
  2. 「オープンスタジオ」(取手在住作家の活動の紹介/隔年開催)
  3. 「環境整備事業」(芸術環境の整備、芸術教育・普及、人材育成など/毎年開催)

こどもプログラム

TAPの始めの年から継続しているプログラム。取手市内の全小学一年生に絵や作品を作ってもらい、会期中それを一堂に優劣をつけることなく展示します。

また、来場者にこどもの絵に対して手紙を書く「おともだちのさくひんにおてがみをかこう!」という企画も引き続き継続し、作者と観客、双方向のコミュニケーションを生み出します。

アーティストの学校派遣による授業は小学校のみならず中学校まで広がりを見せています。

人材育成事業(茨城県南芸術の門創造会議)

TAPが芸術に身近に触れる機会を広く市民に提供してきたことにより、多くの市民がアートを媒介にしたまちづくりに自ら関わろうとボランティアに加わりその輪を広げてきました。芸術家側のみではなく、受け手(観客)やつなぎ手(アートコーディネーターやマネージャー)を育てることもプロジェクトの大きな目標のひとつと捉えています。そこで、TAPをインターンの実践の場として開き、これまで蓄えてきた運営のスキルを共有することで、将来のつなぎ手達の育成に取り組みます。

参加者は市内のみならず、首都圏を中心に幅広い年齢層と多様な立場の人々が集まり、TAPの企画運営の実務に取り組んでいます。また今年度は守谷市で行われているアーカスプロジェクトと連携して人材育成事業に取り組み、年間を通じレクチャー・ワークショップ等の様々なプログラムを予定しています。