メタユニット_M1 プロジェクト
9組のゲストプランナーとのコラボレーションにより、ユニット住宅セキスイハイム M1 を再利用して、建築や景観のあり方を提案。市内外に設置されるM1サイトによりまちの隙間から小さな都市計画がはじまります。
※セキスイハイムM1 とは、住居やオフィスなどの用途に合わせ、鉄骨ユニットを配置するだけで出来る建築物。1970 年に生産が開始され、量産化住宅として全国に1 万世帯あり、日本の景観を作る重要な建築物として日本のモダニズム建築100 選に選ばれました。
プロデューサー
中村政人(アーティスト/東京芸術大学准教授)
「美術と社会」「美術と教育」の関わりとテーマにさまざまなアートプロジェクトを進める社会派アーティスト。
トータルアドバイザー
新堀学(建築家/NPO 地域再創生プログラム副理事長)
「建築と社会」について考え、まちを「つかう人」が自ら参加するまちづくりを目指す建築家。
M1-A ミリメーター
Toride in the house
まちの中に設置されたM1や在住するアーティストのアトリエ、それぞれを部屋に例えるなら、TAPは大きなアートの家だといえます。だとすれば道路は廊下。まちのあちこちに廊下の印象を持たせた道案内を設置することで、広がり点在する部屋をつなげ、M1自体は使用せずに、新しい建物の形を提案します。
ミリメーター
ミクロな視点と横断的な戦術で都市を内側からデザインするプロジェクトを実践している。
M1-B 日本大学佐藤慎也研究室
3×M1=キョテン
自由な発想と行動を受け入れる場の創造を目指したTAP2007のシンボルタワーが出現。2階建て住宅として設計されたM1を3階建てとして再生させることは、建築の新たな挑戦であるとともに、再利用可能な部品を用いることで、未来に向け持続可能な提案をおこないます。
日本大学佐藤慎也研究室
アートと建築について考えながら、アート、演劇、建築などのさまざまなプロジェクトに参加している。
M1-C Link
Luminous M1
「はらっぱ2007」に築かれたシンボルタワーの最上階に、夕方になると光る文字のないサインボードが現れます。ベッドタウンに夜の訪れと、小さな都市計画が始まったことをじんわりと伝えています。取手駅からの帰り道、いつもと違った夜の風景は人びとに何を気づかせる?
Link
東北芸術工科大学大学院の有志によって結成されたデザイナーズグループ。
B, Cの地図
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M1-D 東京芸術大学佐藤時啓研究室
アスレチックピラミッド
彫刻的発想から、4つのM1がそれぞれの重力でもたれあう事によって自立する空間を造りだします。グループワークで制作され、その空間は制作に関わる全ての人間の知恵の総体となります。こどもの頃に夢見た隠れ家のような、遊ぶための機能を持った空間となります。
東京芸術大学佐藤時啓研究室
書家・写真家・映像家・大工・鳶・溶接工、デザインから施工まで何でも作り隊。
M1-E Survivart
Survival Junction
産業、福祉、芸術の三方から取手をフォーカスすることで、「取手で生きる」こと、サバイバルすることを切り取ります。3つのM1の内部に、三者三様に生きていく人びとのインタビュー映像を投影し、屋上からは利根川の風景を望み、取手の未来への展望台を創り出します。
Survivart
厳しい現実をサバイバルするため、アートを切り口に多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成された集団。
M1-F 北川建築研究所 / 緑のタマゴ
樹の家
例年にない猛暑、季節はずれの雪、刻々と変わる自然環境。心地よい居場所を求めて、木々達が新しい家に引っ越し、あちこちに枝を伸ばしはじめました。追い出された人びとは、木々達の反逆に呆然とするばかり。内と外の大逆転。さて、双方の生活は如何に?
北川建築研究所
名古屋工業大学での建築理論研究と事務所での建築実務設計を展開する建築設計ユニット。
緑のタマゴ
互いに刺激しあい、高めあおうという志のもと集まり、植物を活かした新しい生活の提案をベースにショーガーデン等で活動。
D, E, Fの地図
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M1-G サーカスツアー
アートフェスタ 「ひみつきち」
会期:11月10日[土]−11月25日[日] 11:00-20:00
柏駅前にM1を設置し、誰もがこども時代に戻ることのできるような、展示、イベント、ワークショップなどを開催します。さまざまな世代の交差点となり、訪れた人びとが共に考え、「自分達も何かやってみよう」という意識を生み出すことができる「ひみつきち」を作ります。
サーカスツアー実行委員会
さまざまなジャンルのアーティストが集まり、各地でアートイベントを開催している。
助成:平成19年度地域活性化プラットフォーム事業(柏市)
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M1-H 新松戸仰天芸術
公園に集まった愉快な仲間たちの家
会期:11月10日[土]−11月18日[日] 11:00-17:00
松戸駅前にM1を設置し、東京芸大国際交流会館の留学生が「コミュニティの拡張性(国際交流)」をテーマに、作品展示や、演奏会、パフォーマンスをおこないます。芸術や食、会話を通じ、国を越えた新しいコミュニティを作ります。
新松戸仰天芸術
東京芸大国際交流会館の留学生と面白いことがしたい!と思う学生が集まって結成。
後援:松戸市
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