アートのある団地 - いこいーの+Tappino, アートのある団地 - 宮田篤+笹萌恵「ちくちく地区」
終了しました 2014/04/18
アートのある団地パートナーアーティスト、宮田篤+笹萌恵がいこいーの+Tappinoのボランティアさんひとりひとりのためにこつこつつくった総数約50組100枚の「ちくちくなふだ」の展示が現在いこいーの+Tappinoで開催中です。
「ちくちくなふだ」は、ボランティアさんそれぞれが決めた「好きな一文字」が「ちくちく地区」制作の方法で小さなフェルトをつかってつくられるものです。一対できたうちのひとつはボランティアさんが活動時に身に着け、もう一方はいこいーの+Tappinoに飾られています。いこいーの+Tappinoのボランティアさんの個性を少し感じたり、いこいーのでの話のきっかけづくりになったり。かわいらしいなふだたちの由来も紹介されているので、ぜひゆっくり眺めにいらしてください。お待ちしています。
(写真上の下の方にちらっと見えているのが展示の様子。「団」「地」の大ちくちくもお客様をお迎えしています)
宮田篤|1984年愛知県一宮市生まれ。愛知県立芸術大学美術研究科美術専攻修了、好きな食べ物はうめぼし。主な展覧会に2011年「1floor2011 道の草公園の壁」神戸アートビレッジセンター、2010年「ふしぎの森の美術館」広島市現代美術館など。2006,2008,2010,2011年に取手アートプロジェクトへ参加している。
笹萌恵|1986年東京都調布市生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業、好きな食べ物はたまご。2009年よりユニット活動を開始し、全国各地で裁縫あそび「ちくちく地区」を展開している。取手アートプロジェクトでは2010年より「ちくちく地区:井野団地」を展開中。主に宮田が仕組みを、笹が裁縫を担当しているが、ちょいちょい入れ替わる。
総戸数2,276戸を数える取手井野団地。立場も世代も違う人びとの生活のただ中で、コミュニケーションを通じて変容していく場と表現。パートナーアーティスト、〇号棟の□□さん、▽から来た□□さん・・・ひとり対ひとりの関係性に基づいて起きる生活とアートの接触/同居/共鳴を通じて、「日常」の新たなかたちと可能性を探ります。