アートのある団地 - きむらとしろうじんじん「野点 in 取手+Takibino」
終了しました 2011/03/25
3月11日に発生した震災ののち、茨城県取手市は、徐々に平穏を取り戻しつつあります。
一方で、甚大な被害を受けた地域から連日もたらされる知らせや、予断を許さない福島原発の状況などをはじめ
人びとの感覚、情報の氾濫、街の気配など、既に、変わってしまった社会を実感します。
TAPでは、来る3月27日にきむらとしろうじんじんを迎え、
取手井野団地にお住まいの方々とともに「茶話会」を開催することに致しました。
じんじんさんの点てるお茶の振舞いとともに始まる
オープンエアのゆるやかなミーティングテーブル。
地震を経てそれぞれが感じている不安から、
日常に戻りつつある生活、思いを言葉にして交わしながら、
今この時に、芸術という表現活動に携わる人間ができること、すべきことを話し合います。
他のどの場所でもない、
ある特定の地域に立脚する地域型アートプロジェクトが選ぶ振舞いとは何か。
表現活動とそれを担い、つくっていく人間は、これからの社会のなかで、人々とともにどう前を向いて進んでいくのか。
そんなことを考える、リスタートの場として、気持ちをほどきあう場として、その日を共有できればと考えています。
どなたでも、どうぞお気軽にお越しください。
※当日は、きむらとしろうじんじんによる野点はありません。
※雨天時は取手アートプロジェクト拠点 Tappinoでの開催となります
※チラシはこちら