アートのある団地 - 宮田篤+笹萌恵「リカちゃんハウスちゃん」
終了しました 2013/07/14
良く晴れて、いや晴れすぎて、気を抜くと暑さにやられてしまいそうな7月8日月曜日。
定例の井野小学校通学日です。
行った先では先生たちが何やら設置中・・・尋ねてみると、なんとミストシャワーとか。
井野小学校図書室の一角にあるリカちゃんハウスちゃんコーナー。ちょっと前から、第2巻も仲間入りしています。ここでは、こどもたちから「リカちゃんハウスちゃん」に関するおたよりを募集中。
おっ。届いてた!「ハウスちゃんの中は、どうなってるんだろう」。
家具はテーブルとソファ1組が鉄板(?)、キッチンやら、庭付き一戸建てやら、時計があったり照明があったり。プラネタリウムとホームシアターなんて言うのも、ありました。
今回はお手紙第2弾を追加していきます。
今回は、「リカちゃんとハウスちゃんはどこだったら遊びに行けるかな?」。夏休み間近ですしね!こんな風に設置されています。第1弾と合わせて、どうぞおたよりくださいね。設置後は、とどいていた第一弾のおたよりをじっくり確認。つめたい麦茶もいただいて、司書の先生ありがとうございます。このあと、休み時間に井野っこたちとたくさんコミュニケーションがとれたそうです。
リカちゃんハウスちゃん第2巻には、新しいエピソードが追加されました。読んでみてね。
宮田篤|1984年愛知県一宮市生まれ。愛知県立芸術大学美術研究科美術専攻修了、好きな食べ物はうめぼし。主な展覧会に2011年「1floor2011 道の草公園の壁」神戸アートビレッジセンター、2010年「ふしぎの森の美術館」広島市現代美術館など。2006,2008,2010,2011年に取手アートプロジェクトへ参加している。
笹萌恵|1986年東京都調布市生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業、好きな食べ物はたまご。2009年よりユニット活動を開始し、全国各地で裁縫あそび「ちくちく地区」を展開している。取手アートプロジェクトでは2010年より「ちくちく地区:井野団地」を展開中。主に宮田が仕組みを、笹が裁縫を担当しているが、ちょいちょい入れ替わる。
総戸数2,276戸を数える取手井野団地。立場も世代も違う人びとの生活のただ中で、コミュニケーションを通じて変容していく場と表現。パートナーアーティスト、〇号棟の□□さん、▽から来た□□さん・・・ひとり対ひとりの関係性に基づいて起きる生活とアートの接触/同居/共鳴を通じて、「日常」の新たなかたちと可能性を探ります。