TAPより・これからに寄せて (2020年6月)

2020/06/21


取手アートプロジェクト 現場からのメッセージ

取手アートプロジェクトは2010年から、
市内で拠点を開き、そこに集まったみなさんと活動をつくるということを続けてきました。

これまでは場所を開いて多様な方々を待っていましたが、
しばらく、大人数で「集うこと」、「かかわること」は将来に預けて、
小さく会うことを重ねていく、をテーマにします。

異なる感性をもつ人がかかわり「未知のもの」が育つ場を日常的につくろう、という活動の動機はいままでとかわりません。

そのために、拠点を飛び出して、会いにでかけていきます!

都市の活動を支える人びとの暮らしが集まるまちである取手は、
社会の変化に伴って、まちが変わっていくことを深く経験してきた地域だと思います。

取手アートプロジェクトも変わりながら20年が経ちました。

これからどう取手とかかわっていくのか、
この時間にみなさんと考えていけたらと思います。

「小さく会う」を重ねることで

  • 取手につながっている芸術家をはじめ、多様な立場の方々と出会い直し、あるいは新たに出会い、これからの取手での芸術活動のありかたを仕組みや言葉を考えていきます。
  • コアプログラム満10年を踏まえて、枠組みを超え、「アートプロジェクトのこれまでとこれから」を考えるリサーチと、いろいろな方法で小さく会う実験を重ねていきます。また、それを公開していきます。

市内拠点の運営方針

  • 藝大食堂で、昨年度立ち上げた「ウィークエンド藝大食堂」は、広くひらく形での活動をしばらくお休みします。その間、拠点から外にプロジェクトチームが出かけていきます。
    耕すプロジェクトは、四季の移り変わりに応えながら続けていきます。
    藝大食堂の食の機能は、このまま状況が静まれば、後期から平常運営の予定です。
  • たいけん美じゅつ場では、密を避けることに配慮しながら、拠点を再オープンします。新たに、駅の拠点と取手のまちなかをつなぐアートコミュニケータの活動が夏からはじまります。
  • いこいーの+TAPPINOでは、ご高齢の方が多く集まる場所であること・ボランティアのみなさんが運営する場所であることから、「日常的に顔を見られる」という一番大事な機能にしぼって、拠点をこちらも夏から再開予定です。
  • 高須ハウスでは、レジデンスを通じたアーティストの制作支援に重点を置き、その試みを発信していきます。