2021年度日本建築学会大会(東海)の研究懇談会にてTAPの活動をご紹介します。

2021/09/01


2021年9月10日、取手アートプロジェクトの事例を、2021年度日本建築学会大会(東海)の研究懇談会にてご紹介させていただきます。

地域包摂型まちづくり[若手奨励]特別研究―研究懇談会
縮小社会における地域包摂型まちづくりの在り方
http://taikai.aij.or.jp/2021/index.html
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(以下リンク先内pdfより・今回は建築学会の会員の方のみとのことです。)

地域包摂型まちづくり[若手奨励]特別研究―研究懇談会
縮小社会における地域包摂型まちづくりの在り方

「地域包摂型まちづくり特別研究委員会」では、独自に「地域包摂型まちづくり」という新たな概念を打ち出し、少子高齢化による人口減少に直面する縮小社会の中で、自治体行財政などの深刻化が進む地方都市における先進的なまちづくり活動に着目して議論進めてきた。
本研究懇談会では、本特別研究委員会による議論や収集した事例
について概観し、「地域包摂型まちづくり」の理論的枠組みを提示する。
以上の基礎情報を踏まえ、三島市における「水の都・三島」の原風景再生を契機に身近な環境改善をテーマとしたまちづくりや、取手市における大学を中心とした多様な主体によるアートプロジェクトを基盤にしたまちづくり、香取市における景観や環境保全活動から発足し、高校生等若年層のための地域拠点形成を中心に展開するまちづくりの事例について、現場の実務家として渡辺氏、羽原氏、佐藤氏から地域の課題、活動の展開経緯と成果について紹介して頂く。
また、「基調講演」として、地道な実践活動を基軸にしつつ、まちづくり分野における理論的進展に多大な貢献をもたらしてきた饗庭教授から近年の縮小社会を取り巻く現状と課題に加え、先進事例や今後の展望に対する示唆を提示して頂く。
以上の事例とこれからのまちづくりの観点を基に、一般募集原稿
の事例も踏まえて、登壇者全員による議論を深めることにより、「地域包摂型まちづくり」への新たな理論構築に向けた提案をまとめる。