TAPの現在地 - 小規模特認校連携プロジェクト「創造すること、表現すること」
終了しました 2024/01/23
山王の田んぼの土を粘土にし、 自分たちで準備した薪で、土器を野焼きしました。 66人それぞれの表現をぜひご覧ください。小規模特認校の取手市立山王小学校では、児童・教員・保護者・地域に 暮らす方々がアーティスト、アートマネージャーと共に活動することを 通じて『創造する力・表現する力』を育むことをテーマとした活動を 継続しています。
本展では、後期プログラム「大地からはじまること」の取り組みと、 子どもたちが全5回の授業を通して制作した作品をご紹介します。
日時:2024年2月23日(金)-2月28日(水)
時間:10:00-18:00(最終日10:00-15:00)
会場:たいけん美じゅつ場VIVA とりでアートギャラリー(〒302-0014 茨城県取手市中央町2-5 アトレ取手4F) *入場無料
実施校:取手市立山王小学校
パートナーアーティスト :岩間 賢・神保 惇
主催:取手市教育委員会 協力:東京藝術大学美術学部(絵画科油画専攻(壁画)/工芸科(陶芸))
事業企画・運営 :特定非営利活動法人 取手アートプロジェクトオフィス
約60名の児童が通う取手市立山王小学校の小規模特認校化に際して、TAPでは同校および取手市教育委員会と連携し芸術家が児童と通年でともに活動する仕組みづくりに2021年度より通年で取り組んでいます。
前期プログラム「となりのスタジオ(The Studio Nextdoor)」の活動では、海外にルーツを持ち、取手で学び制作する芸術家がスタジオアーティストとなり、学校の一角の教室を子どもたちと共に制作するスタジオをつくります。後期プログラム「大地からはじまること」では、身の回りにある自然である土や木々を素材として手を加える方法を学び、思い思いに形づくり、野焼きをして土器をつくるという過程の中で、ゼロからのものづくりにじっくり向き合うことを試みています。
子どもたちが芸術家と活動をともにすることで、自分の感性を表現する力と、これからの社会を柔軟な思考と視点で生きる力を支えることを目指す、学校・市・アートNPOによる連携プログラムです。