井野小の図書室へ、冬休み中はいこいーので読めるように、マンガ『リカちゃんハウスちゃん井野団地』を引き取りにゆきました。 正門の掲示板の中にはいつも予定表が貼ってあります。１２月の予定表はプレゼントの中に入っているようです。 掲示委員会が制作しているようですが、いつも面白いアイデアの予定表で、気になって見てしまいます。
ひさしぶりの井野小では、教頭先生があたらしいお花たちを育てていました。 そのまま図書室へうかがうと、以前（https://toride-ap.gr.jp/danchi/?p=1494）に置いたおたよりがたくさん返ってきていました。うれしい。
この前の質問は「ハウスちゃんの結婚相手はどんな人だと思う？」だったので、色んな結婚相手がやってきました。 ハウスちゃんみたいに家から手足が生えていたり、虫だったり、鳥だったり、ドアだったり…。 ちょっとしたお見合いパーティーのようです。
きょうの図書室は、ちょうど冬休みの図書を借りに来れる最後の日だったので、盛況の人だかりでした。 みんなともおたよりを読んだりする。 １年生の男の子は、「かいたやつ、つくえのなかだった」と言って、教室まで取りに行ってくれたりもしました。
マンガ引っ越しのお知らせを置いて、いこいーのへ戻り、「ちくちくブライダル」展に「お見合いだぜハウスちゃんの巻」を追加しました。 今日もらったおたよりを展示しています。「しゃべれるドア」が結婚相手、というのがなかなか面白いです。さて誰が選ばれるでしょうか？
アーティストプロフィール
宮田篤＋笹萌恵 （みやたあつし＋ささもえ）
宮田篤｜1984年愛知県一宮市生まれ。愛知県立芸術大学美術研究科美術専攻修了、好きな食べ物はうめぼし。主な展覧会に2011年「1floor2011 道の草公園の壁」神戸アートビレッジセンター、2010年「ふしぎの森の美術館」広島市現代美術館など。2006,2008,2010,2011年に取手アートプロジェクトへ参加している。
笹萌恵｜1986年東京都調布市生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業、好きな食べ物はたまご。2009年よりユニット活動を開始し、全国各地で裁縫あそび「ちくちく地区」を展開している。取手アートプロジェクトでは2010年より「ちくちく地区：井野団地」を展開中。主に宮田が仕組みを、笹が裁縫を担当しているが、ちょいちょい入れ替わる。
コアプログラム《アートのある団地》とは？
総戸数2,276戸を数える取手井野団地。立場も世代も違う人びとの生活のただ中で、コミュニケーションを通じて変容していく場と表現。パートナーアーティスト、〇号棟の□□さん、▽から来た□□さん・・・ひとり対ひとりの関係性に基づいて起きる生活とアートの接触／同居／共鳴を通じて、「日常」の新たなかたちと可能性を探ります。