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終了しました 2018/09/19
2018年のとりでアートの日。最初のワークショップは「鳥のかたちのバターナイフ」。講師の菅野麻依子さんは、取手のお隣・利根町に住み、木を主な素材として扱いながら、ドメスティックな場所でのアートとコミュニケーションについての研究、制作活動を続けるアーティストです。
台風が近づく雨の中、会場のいこいーのには静かに集中した時間が流れていました。
バターナイフが出来上がるまでの工程と、ナイフの使い方の説明のあと、早速木を削り始める子どもたち。ほとんどの子は、切り出しナイフを扱うのは初めてのようで、会場は緊張した雰囲気に包まれています。
一人ひとりを丁寧に見てまわり、アドバイスしていく菅野さん。細かいところや難しいところは、保護者の方がお子さんをサポートしながら、ゆっくりと鳥のかたちができていきました。
今回使った木は「カツラ」。柔らかくて、子どもでも削りやすいのだそうです。
かたちが決まった後は、紙やすりで表面を滑らかに。粗目から細目までの3種類を使って、丁寧にやすりがけをしていきます。
仕上げは食用のクルミオイルで。生のクルミをかなづちでたたいて潰し、ガーゼにくるんで擦りつけると、オイルが染み出します。これを根気強く塗っていきます。
そして…完成!思い思いのバターナイフができました。
使った切り出しナイフは、参加者それぞれが持ち帰りました。おもしろいかたちやいい匂いのする木を見つけたら、お家でもぜひ何かつくってみてくださいね。
平成30年度 取手の芸術活動連携サポート事業(取手市文化芸術課)
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