TAPの現在地 - ウィークエンド藝大食堂, 半農半芸 - 藝大食堂
終了しました 2021/08/25
2021年9月19日(日)から10月5日(火)の期間、「ヤギの目はアートの素をひねり出す」を開催します。本展ではヤギの目に所属して活動するアーティストによる作品と、ヤギの目で活動するさまざまな立場の人々(地域住民、アートNPOスタッフなど)の見つけた「アートの素」を展示します。9月19日(日)13:30-14:00には全体統括の小沢剛とアーティストが展示会場を案内しながら「ヤギの目」活動や展示作品についての紹介を行うプレスツアーを実施します。
会期中にはトークなどのイベントも予定しています。決まり次第WEBでご紹介していきますので、お楽しみに!
※ご来場にあたっては、新型コロナウイルス感染防止対策にご協力ください。今後の状況により、開催時間などの変更を実施する可能性があります。ご来場前にホームページでご確認ください。
小沢剛/moldfreeclub+西原尚/倉科明尚/弓/酒井和泉/佐藤桃子/タオリグサリナ/ちぇんしげ/水野渚/PJJJ( 荒川弘憲、田中john直人、若山萌恵)/上條信志/川原圭汰 ほかヤギの目に関わるメンバー
https://yaginome.geidai.ac.jp/
2020年12月6日、2頭のヤギ、ムギとエヒメが東京藝術大学取手キャンパスにやってきたことをきっかけにはじまった「ヤギの目」。様々なヒトや世代が集まり、多様な文化と分野の交わる場となる「透明なアーツセンター」をつくることを目指しています。
この屋根も壁もない「透明なアーツセンター」は、関わる人々の活動が重ねられることで形を変えていきます。芸術家たちは、ヤギとの暮らしを通して定まらない表現を発掘し、コロナ禍でも持続可能な研究・創作・表現活動の場をつくり続けることを試みています。そしてヤギをパートナーとして、次世代のコミュニティのあり方をも考察していく場にもなっています。
新型コロナウイルスの蔓延は、現在ヒトが直面している状況を露わにしました。
もしかしたら、人間ではない「他者」の視点を取り入れることで、災害後ではなく災間の連続ともいえる現在の社会を生きる方法、そしてこの時代にこそ生まれる芸術表現が可能なのではないか、とヤギの目は考えています。