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レポート:令和4年度「放課後アートの時間」宮和田小学校ラッキークラブでの活動

終了しました 2023/01/19


各芸術家活動レポート

宮和田小学校 ラッキークラブ 

派遣芸術家:鴻巣明史
(2022/12/1~2023/1/19の8日間)

●活動の概要
 『想像 想造 創造 みんながアーティスト』と題し、頭や心の中で想い描いたことを身体で表現するプログラム。バレエダンサーである鴻巣さんと相方の熊木梨乃さんによるミニパフォーマンスを鑑賞し、バレエの基礎的な動きやステップ等を学んだ後、遊びの要素も取り入れた多彩なワークを通じて参加者それぞれの自由な動きを創り出していきました。広い体育館を駆け回りたい子どもたちの欲求に応えて、活動の後半には色々な動きを繋げてのリレーや鬼ごっこを取り入れました。子どもたちはスキップやジャンプ、四つん這いなどをして全身を躍動させ、友達にも声援を送りながら存分に楽しんでいました。

●子どもたちの反応
 鴻巣さんと熊木さんのパフォーマンスに子どもたちは驚いたり笑ったり、「自分にもできる!」と得意技を披露する子もありました。バレエの動きの中では「ピルエット」を気に入り、何度も回って挑戦。手に持ったヒモを全身で操るワークでは「見て見て!」「できた!」と徐々にコツを掴んでいき、ペアやグループを組んでからは、相手との距離感や力加減、気配りも学んでいきました。リレーではチームや走る順番を自分たちで決め、全体を見て統率しようとする子や正義感の強い子、マイペースな子など、それぞれの個性と力関係が垣間見えました。ダンスに気乗りしない本音を正直に伝える子も数人いましたが、最後は活動で覚えたバレエの挨拶で、丁寧にお礼を伝えてくれました。

 

鴻巣 明史(こうのす あきひと/ダンス、パフォーマンス)
バレエ公演にて主要キャストを数多く務めたほか、熊木梨乃(本事業前年度参加者)などのダンサーへの振付指導、パーキンソン病患者を対象にしたワークショップも行っている。

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