アートのある団地 - ダンチ・イノベーターズ!
終了しました 2012/03/21
最近「団地」が気になっていませんか?
ハコの改造からソフトコンテンツの提案まで、新しい「ダンチ」をつくる大実験の参加者受付中。
現代美術から建築、デザイン、工学、教育、福祉、社会学。専門ジャンルは問いません。
日本全国に290万戸を数える生活の集積、団地。
この団地にどんな”手”を入れて、あなたは”何”を目指しますか?
4月21日(土)、来たれ、取手井野団地!
◎フライヤーデータはこちら!
馬場 正尊
建築家・株式会社OpenA代表・東京R不動産/ダンチ・イノベーターズ・プロジェクト 作戦総指揮
熊倉 純子
東京藝術大学音楽創造環境科教授/取手アートプロジェクト実施本部長
森 司
東京文化発信プロジェクトディレクター/取手アートプロジェクト実施副本部長
*プレゼンテーブルは公開型です。エントリーまではできないけれど、「興味がある!」という方はぜひ覗きにいらしてください。
本プロジェクトは、茨城県取手市内にあるUR都市機構管理の団地「取手井野団地」および「戸頭団地」を対象団地とし、新たな「ダンチ」をつくる「仕組み=プラン」の作成およびリサーチ、実現を図っていくものです。
新たに結成するダンチ・イノベーターズ・チーム(Danchi-Innovators-Team=DIT)へのエントリーは資格・活動ジャンル・経験・年齢不問です。
さまざまな観点から団地に切り込める方を待っています。
チームメンバーの選出は4月21日(土)開催のプレゼンテーション・テーブルにて行います。
1 エントリー
件名を[DITエントリー]として下記1~9までの項目をEmailでお送りください。(添付データも可です)
※エントリーは4月18日(水)24:00で締め切りました。
2 プレゼンテーブルへの参加
エントリー完了後、折り返し「ファースト・ミッション」をお送りいたします。
そちらへの回答を作成のうえ、2012年4月21日(土)に開催されるプレゼンテーブルへご参加ください。
◎個人・団体の別は問いません。
◎具体的なプランはないけれど、「団地」に理由もなくやたら惹かれる!という方も歓迎です。お気軽にエントリーを。
世代も立場も職業も価値観も少しずつ異なる人びとが暮らす団地を舞台に、このプロジェクトが試みようとすることは、自らの創造力・妄想力を駆使してこの先の文化を「団地」から変えること。
◎手を入れる プラン例
プロジェクトは、チームによる「プラン作成」「実現のための各ステークホルダーとの折衝・協議」を行いながら複数年をかけて進行していきます。「自分のプランが団地を舞台に実現していく」ことを動きながら目撃できるチャンスです。プロジェクトの実現に当たっては、チーム内での検討を通じて事業予算が決定されます。
団地には表現の余地がたくさんある。
例えば、団地にはたくさんの空地がある、空き物件もある。
たっぷりとした隣棟間隔がある、そこには植物や遊具がある。
人々の営みがある、コミュニティもある。そして、
人々の積み重なった記憶がある。
それらは時とともに変化を重ねながら、今の姿になっている。
同時に団地は、現代の郊外の縮図のような場所だ。
少子化や高齢化、世帯の偏り、
空き店舗や物件、空地のメンテナンス、
コミュニケーションのギャップ・・・。
それらは表皮一体となって団地に存在している。
だから団地に向き合って表現することは、現代と時間の蓄積に、そのまま向き合っているような感覚になる。
建築やランドスケープは、この古くて新しい空地に何ができるだろう。
アーティストはこの状況の中、何が起こせるだろう、何を変えるだろう。
コミュニティのリ・デザインは可能だろうか。
それとも、まったく違う切り口の表現があるだろうか。
アートやデザインが団地を、そして郊外を変えていける原動力になり得るか。
このプロジェクトは、そのための実験だと思う。
馬場正尊
建築家/Open A/東京R不動産
ダンチ・イノベーターズ・プロジェクト 作戦総指揮
住所:茨城県取手市井野団地3-19-104
【電車の場合】JR取手駅東口3番バス乗り場「井野団地循環」乗車8分。「井野団地」下車、徒歩すぐ。
【お車の場合】団地内には駐車場はございません。ご協力店舗「マスダ取手店」様駐車場(奥側)をご利用ください。
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取手アートプロジェクト実施本部
TEL/FAX:0297-72-0177(TEL のみ火・金 13:00~17:00)
E-mail:tap-info@toride-ap.gr.jp