《レポート》宮田篤＋笹萌恵｜「リカちゃんハウスちゃん」第4巻、めでたく創刊。

取手東小での連載、はじまりました！

6月15日、晴れ。
梅雨入りしたそうですけど、夏のような空です。
今日は、取手東小の図書室で「リカちゃんハウスちゃん」第4巻の連載をスタートします。

主人公は、4年生になった「リカちゃん」と、その保護者「ハウスちゃん」。
リカちゃんが1年生の時が第1巻で、リカちゃんの学年＝巻数だから、つまりは、連載4年目！すごい。

第1話は、リカちゃんと同じ4年生が書いてくれた「おたより」をもとに、宮田さんと笹さんがつくりました。

＊4年生がおたよりを書いてくれたひみつの授業のレポートは、こちら。

リカちゃんの髪型はより複雑なみつあみ（ただし、ハウスちゃんが編んであげる）になり、ハウスちゃんはなにやらおめかししている。

昼休みよりもすこし早めに図書室に入って、子どもたちには内緒でマンガを設置します。

みんな読んでくれるかな…と、ちょっと心配したりもしましたが、昼休みになると少しずつ、子どもたちが集まってきてくれました。

夢中でマンガを読んでいる子たち。

ある子が「先生をマンガに登場させよう」のおたよりに書いてくれた先生の、ご本人登場も。

あっという間に昼休みが終わりました。まずは無事に連載がはじまった模様。お話はつづきます。

アーティストプロフィール

宮田篤＋笹萌恵　（みやたあつし＋ささもえ）

宮田篤｜1984年愛知県一宮市生まれ。愛知県立芸術大学美術研究科美術専攻修了、好きな食べ物はうめぼし。主な展覧会に2014年「美術館で夏休みーいつものミチのひみつキチ」刈谷市美術館（愛知）、2010年「ふしぎの森の美術館」広島市現代美術館など。2006,2008,2010,2011年に取手アートプロジェクトへ参加している。

笹萌恵｜1986年東京都調布市生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業、好きな食べ物はたまご。2009年よりユニット活動を開始し、全国各地で裁縫あそび「ちくちく地区」を展開している。取手アートプロジェクトでは2010年より「ちくちく地区：井野団地」を展開中。主に宮田が仕組みを、笹が裁縫を担当しているが、ちょいちょい入れ替わる。

 

コアプログラム《アートのある団地》とは？

総戸数2,276戸を数える取手井野団地。立場も世代も違う人びとの生活のただ中で、コミュニケーションを通じて変容していく場と表現。パートナーアーティスト、〇号棟の□□さん、▽から来た□□さん・・・ひとり対ひとりの関係性に基づいて起きる生活とアートの接触／同居／共鳴を通じて、「日常」の新たなかたちと可能性を探ります。