半農半芸 - 藝大食堂

《レポート》つぼいもPJ 第3回:大きなつぼを素敵に飾って世界にひとつだけのつぼをつくろう

終了しました 2019/06/20


美しく焼き上がった大つぼ。いよいよ美味しくなる装飾をします!


見事、無事に「大つぼ」が焼き上がり藝大食堂に届けられました。ここから、いよいよみんなで「美味しくなるように」装飾します。


今日の参加者のみなさんには「お芋が美味しくなる絵」を考えてくるという宿題が出ていました。そのイメージを今回はそのまま描くのではなく、紙版画で和紙に刷り上げて、つぼにはりつけていきます。

まずは半農半芸ディレクターの岩間さんから紙版画の制作の手順を学びます。

考えてきた絵のどこを土台にするか、さらに上に重ねるか、それとも穴をあけるか……。
年齢を問わず、参加者のみなさん、それぞれもくもくと描いて、切って、貼っての作業。すごい集中力!


さて紙の版ができあがったら、和紙に刷ります。
版にインクをつけて……

できた!!

乾くのを待つ間、2つ目の図案、3つ目の図案に進むメンバーも。

イメージ通りにできたかな?
濃淡違うもの、みなさんがいろいろ考えたモチーフがどんどんできあがってきました!

保護者の方もいつの間にか作業に没頭されていて、良い風景だなぁとスタッフはついにやにやしてしまいました。

さて、版画がいよいよ乾いたら、刷り上がった作品を障子のりでつぼに貼り付けていきます。

素焼きのまっさらなつぼ。これからいよいよ変身です!

つぼのすべてをメンバーがつくった版画で包むため、貼り付ける順番はくじ引きで決めました。
ディレクターといっしょに、一枚一枚貼っていきます。

貼り終えたつぼを囲んで、皆で記念撮影をして、今日の活動は終了!

午前と午後いっぱい、じっくり時間をかけてつくられた紙版画で、つぼが大変身しました。

最初はまっしろだったつぼ。自分たちの版画でだんだんオリジナルなものになっていく過程を眺めているみなさんの嬉しそうな、わくわくした表情がとても印象的でした!

次はいよいよこのつぼで、つぼやきいもを焼きます〜!

<つづく>

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