半農半芸 - TAKASU HOUSE, 半農半芸 - 大空凧プロジェクト
終了しました 2023/11/19
藁から紙、植物から色。
たくさんの活動が重なって、大地から生まれた凧を
高須の空に飛ばしてきました。
取手市高須地区のみなさんが制作し、高須の空へ揚げていた大凧。
2011年にこの存在を知り、リサーチや実験を経て、十二畳凧や六畳凧を揚げてきました。
植物から漉いた紙で作った凧を、高須の空へ飛ばします。
十二畳凧の復活 2022.1.23[第1回目]
多くの人が見守る中、十二畳の凧がふわりと揚がり、高須の空を舞いました。
さらなる復活 2023.1.22[第2回目]
翌年、六畳凧を復活。凧には高須地区のみなさんからアイデアを募集し選ばれた、
「高」と「翔」の文字を書き込みました。
300枚の小凧も制作し、会場で配布。たくさんの凧が揚がりました。
それぞれの回についてのレポート・動画は、こちらからご覧いただけます。
そして、2024年1月21日(日)[第3回目]は……
アーチカイトの凧揚げに挑戦します。凧揚げ当日の詳細はこちら
藁から紙
稲刈り後の高須の田んぼからゆずっていただいた藁(わら)を楮(こうぞ)と混ぜて、 1,400 枚の藁紙を漉きました。
六角形の凧
藁紙 2 枚を貼り合わせ、500 枚の凧を 1 つ 1 つ手作業で制作。
これらを糸に結びつけ、横に連ねることでアーチカイトを出現させます。
監修:岩間賢 いわま・さとし/Iwama Satoshi
美術家・取手アートプロジェクト《半農半芸》ディレクター・東京藝術大学美術学部絵画科准教授
「創ること・生きること」の両輪を成し、GLOCAL(GLOBAL+LOCAL)な視点で独自性・専門性・持続性の高い作品創造と伝統文化や技術の継承を持続発展的に行う上での研究や教育、アートプロジェクトなどに取り組んでいる。
宮寺雷太 みやでら・らいた/Miyadera Raita
版画家・東京藝術大学版画研究室テクニカルインストラクター
1971年東京生まれ。1997年東京藝術大学美術学部絵画科卒業、1999年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻版画研究室修了。2001年長沢アートパーク アーティスト・イン・レジデンス水彩多色摺り木版制作研修 (兵庫県淡路市)、2002年AIR レイク・セント・クレア レジデンシー(タスマニア・オーストラリア)に参加。
寺田健太朗 てらだ・けんたろう/Terada Kentaro
デザイナー・東京藝術大学特任研究員/非常勤講師・愛知県立藝術大学非常勤講師
1990年埼玉県生まれ。2013年多摩美術大学卒業、2015年東京藝術大学大学院修了。東京藝術大学デザイン科教育研究助手を経て、現在、MINGLE Design Officeのインテリアデザイナー。
岡博美 おか・ひろみ/Oka Hiromi
染織家・染工房「呼吸」主宰・取手アートプロジェクト《半農半芸》パートナーアーティスト
1997年より、主に繊維を使用したインスタレーション作品を制作、発表。2003年に染工房「呼吸-kokyuu-」を設立。天然染料を使用した作品を手がける一方で、各地でワークショップも開催している。また、天然染料を絵具にする研究にも携わっている。
凧制作指揮:岡博美(染織家)、宮寺雷太(版画家)、寺田健太朗(デザイナー)
制作指導:寺田敏明(日本の凧の会)
制作サポート:高須地域のみなさま、耕すプロジェクトのみなさま、大空凧プロジェクトのみなさま
プロジェクト統括:岩間賢(美術家)
主催:取手アートプロジェクト実行委員会
助成:令和五年度 自治総合センター 地域の芸術環境づくり助成事業、令和五年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
取手アートプロジェクト実行委員会
〒302-0001 茨城県取手市小文間5000
東京藝術大学取手校地 藝大食堂2F
Tel: 0297-84-1874(火・金13:00-17:00)
Email: tap-info@toride-ap.gr.jp