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レポート:藝大食堂のランチと取手収蔵棟「魅せる収蔵庫」モニターガイドツアー

終了しました 2025/08/01


 

2025年7月8日(火) (11時45分から13時45分)に
藝大食堂のランチと取手収蔵棟「魅せる収蔵庫」をセット企画にしたモニターガイドツアーを実施しました。

モニター企画として、取手アートプロジェクトの公式LINEにて参加者を募集させていただき、当日は6名の方にモニター参加していただきましたので
その様子をレポートします!

7月8日(火)当日の流れ
11時45分- 藝大食堂集合しご説明
12時00分- 藝大食堂ランチ
12時40分- お散歩しつつ、屋外に展示されいる石彫作品をみながら取手収蔵棟へ
13時00分- 収蔵庫見学ツアースタート
13時45分- 収蔵庫見学ツアーの感想を聞きながら、ヤギの目プロジェクトのヤギの柵へ移動
14時10分- ヤギのムギとたんぽぽを紹介して解散

この日の藝大食堂のランチメニューは取手キャンパスの敷地内で採れた筍を使った魯肉飯!

サラダやマリネに入っていたじゃがいも・玉ねぎも、取手キャンパスにある畑で育てた野菜たちです。
取手キャンパスの敷地内では取手アートプロジェクト《半農半芸》の活動のひとつとして「耕すプロジェクト」を展開中!

耕すプロジェクトとは
芸術家と地域の有志が取手キャンパスで生い茂る植物を相手に、伐採・整備を進めながら遊び学べるプレイグラウンドをつくり、四季を感じながら活動しています。

藝大食堂でランチを食べた後は、歩いて東京藝術大学大学美術館取手収蔵棟へ。
藝大食堂から取手収蔵棟へ向かう道中には歴代の卒業生が制作した彫刻作品や、取手校地の開校記念に建てられた記念碑が並んでいます。
アート作品を載せた地図を片手に、歩きながら作品鑑賞をしました。

 

美術館に到着し、他の参加者の方とともに収蔵庫見学ツアーがスタート。
粘着マットを踏んで足元の埃をとり、4000kgほどの重さに耐えられる大きなエレベーターに乗って中へ進んでいきます。

収蔵庫内では絵画はラックにかけられて、彫刻は木枠の中に入れて保存されている様子を見ることができます。
東京藝術大学の伝統となっている自画像は、古いもので明治・大正のものも保存されているんだとか。自画像の服装で年代の違いを感じられて、とても面白かったです。

収蔵庫ツアーが終了した後は、「ヤギの目プロジェクト」のヤギの柵の場所で移動。敷地内で暮らしているヤギのムギとたんぽぽを眺めて解散しました。

ヤギの目プロジェクトとは
2020年、東京藝術大学取手キャンパスにヤギを迎え、先端芸術表現科の小沢剛研究室と「取手アートプロジェクト」が共同で立ち上げたプロジェクトです。「ヤギの目で社会を見るためのプロジェクト」でヤギたちと共同生活をした検証と体感した結果をふまえ、現代における課題を乗り超え、様々なヒトをつなぐ存在としてヤギを捉えています。

参加者からご回答いただいたアンケートでは

・藝大の敷地の面白さ、食堂の美味しさとか、藝大生の皆さんの技量や感性の素晴らしさなど総合的に知れるのがとても刺激的で、いい機会だった。
・アート地図を片手に、歩きながらキャンパス内の自然や彫刻作品を見ることができてよかった
・非日常がこんなに近くにあったのだと、発見の1日になった。

などといったご意見をいただきました。

今回のモニターを参考に、今後も東京藝術大学取手キャンパスの魅力、わくわくを体験できる企画を計画していく予定です!
ご興味のある方は、webページや公式LINEでお知らせしていくのでそちらをご確認ください!

 

主催

主催:東京藝術大学(令和7年度 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業)、NPO法人取手アートプロジェクトオフィス

お問合せ

NPO法人取手アートプロジェクトオフィス
〒302-0001 茨城県取手市小文間5000
東京藝術大学取手校地 藝大食堂2F
Tel: 0297-84-1874(火・金13:00-17:00)
Email: tap-info@toride-ap.gr.jp

 

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