半農半芸 - TAKASU HOUSE
終了しました 2014/01/08
2010年に発足した取手アートプロジェクト《半農半芸》はこの春、茨城県取手市高須地域・小貝川のすぐそばの農協建物をリノベートし、スタジオ・ラボ・ギャラリー・オフィス・多目的スペースを兼ね備えた活動拠点「TAKASU HOUSE」をオープンします。アーティストやデザイナー、建築家、研究者などのクリエイターが、大地や風土と向き合いながら地域の方々と協働し、これからの「生きるコト」「住まうコト」を考える場をつくっていきたいと思っています。
「TAKASU HOUSE」では、展覧会やワークショップ、講演会、プロジェクトの活動紹介など多様なプログラムを展開し、地域の子どもたちから大人まで、多様な世代が集える憩いと創造の場を目指します。
そして日本、ひいては東アジアの「新しいアートの最前線基地」となるべく、活動をしていきます。
※フォーラムへのご参加は【要申込】となっております。本ページ下部の「お申込み方法」をご覧ください。
※お披露目会会場のTAKASU HOUSEとフォーラム会場の高須公民館は隣接しております。
※会場へはJR取手駅から無料送迎バス(要申込)を運行いたします。フォーラムへのご参加と合わせてお申し込みください。
手づくりでリノベートした新しい拠点を初公開します。会場では「これまでの活動アーカイブ・作品展示」、「アーティスト紹介・インタビュー映像」、「地域産業とのコラボレーション産品紹介」など複数並走するTAKASU HOUSEでのプロジェクトをご覧いただけます。また寒空の下お越しいただいた訪問客のみなさまに、権兵衛けんちん汁麻味噌風味、あたたかいお飲み物などをご用意していますので、ぜひお立ち寄りください。
※入場無料・出入り自由・公開は16:30までとなります。
地域で、社会で表現活動を続けていくとき、そこには必ず「どう生業を持ち、働くか」すなわち「どう生きるか」という課題が存在します。今回は、基調講演に芹沢高志氏をお招きし、芸術表現を生み出しながら更新を続ける場の仕掛け方についてお話を伺うとともに、2012年~2013年にかけてTAP《半農半芸》プロジェクトチームが実施してきた全国各地の《半農半芸》に関する地域研究を踏まえ、またこれからTAKASU HOUSEでのプロジェクトを編みあげていくアーティストたちのプレゼンテーションから地域社会における芸術/労働のありようとその可能性を探ります。
件名を「2/1 フォーラム参加希望」とし、「お名前」「人数」「当日連絡のとれる電話番号」を下記申込み先までご連絡ください。
乗車者全員の「お名前」「ご住所」「お電話番号」を下記までご連絡ください。集合時間等の詳細は、折り返しご連絡させていただきます。
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的 土地利用計画の研究に従事。89年にP3 art and environment を開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。帯広競馬場で開かれたとかち国際現代アート展『デメーテル』の総合ディレクター(2002年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(2003年~)、横浜トリエンナーレ2005キュレーター、別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009年、2012年)。また現在、P3 art and environment 統括ディレクター(ピースリーマネジメント有限会社代表取締役)。2012年よりデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長も務める。
1974年千葉県生まれ。これまでに場と人との対話を生み出す作品を多数発表。2002年に東京芸術大学美術学部博士過程修了。2006年から文化庁在外研修員として中国にて創作研究活動を行う。近年では、大地の芸術祭や中房総国際芸術祭、中国ビエンナーレなどの芸術祭に美術家としてまた芸術監督として参加。