TAPの現在地 - 取手アートプロジェクト・クロニクル
終了しました 2025/03/19
今回の演劇全7公演では、毎日ちがうゲストが登場します。お楽しみに!
アーティスト・東京藝術大学長
1958年岐阜県生まれ。東京藝術大学に在学していた80年代前半より作家活動を開始し、社会メディアとアート活動を融合する表現領域の拡大に大きな注目が集まる。その後はシドニー・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレにも参加するなど、国内外で個展・グループ展、領域を横断する多彩な活動を展開。また地域の場の特性を生かしたワークショップ、アートプロジェクトを継続的に発信。現在、岐阜県美術館、熊本市現代美術館にて館長、母校である東京藝術大学にて1995年から教育研究活動、2022年から学長を務め、芸術未来研究場を立ち上げ、現代に於けるアートの更なる可能性を追求し、企業、自治体との連携なども積極的に行い、「アートは生きる力」を研究、実践し続けている。
美術家、自由猟師、とくいの銀行頭取。
「美術家です。2011年より、とくいの銀行頭取に勝手に就任しています。今年から無免許で狩猟する自由猟師にもなりました。」
1984年山梨県生まれ、北海道在住。共に在る場や継承にまつわるプロジェクトを各地で実施。2008年に鈴木一郎太とともにNPO法人クリエイティブサポートレッツにて「たけし文化センター」を企画。2011年より、自分のとくいなことを預けたり誰かのとくいを引き出したりできる『とくいの銀行」を取手、山口、札幌などで展開。越後妻有のさまざまな民家に民泊をすることで生活調査をしてその成果を集めて博物館をつくる『越後妻有民俗泊物館』(2015、大地の芸術祭)、常陸太田市にて恣意的に埋もれさせられていた佐竹氏の歴史を現代に結びつけ主体的な歴史選択の場をつくる『常陸佐竹市』(2016、茨城県北芸術祭)など。2024年には『アケヤマ ー秋山郷立大赤沢小学校ー』(越後妻有大地の芸術祭)を監修。
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株式会社安井建築設計事務所 代表取締役社長 CEO
1954年神奈川県生まれ。1981年東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻修了。
2010年よりNPO法⼈取⼿アートプロジェクトオフィス理事⻑。美術館にアートを贈る会理事長。
アメリカ建築家協会名誉フェロー会員、韓国建築家協会名誉フェロー会員、日本建築学会賞(業績)。
公益財団法人 福武財団 アート企画部部長。岡山県生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒。2003〜2006年取手アートプロジェクト運営スタッフ。2007年、公益財団法人 福武財団に入職。同財団と株式会社ベネッセホールディングスが瀬戸内海の直島、豊島、犬島で企画運営するベネッセアートサイト直島にて、自然、建築、アートが一体となった作品・施設の立ち上げや運営に携わる。2023年より現職。
高校生がアイデアとデザインによって、困難にある人々の課題解決の社会デザインに取り組み、笑顔でつながる共生のコミュニティを広め、地球市民の育成を目指している高校生が主体的に活動するネットワーク。取手市内複数校の高校生があつまり、災害復興支援募金や学習支援、こども食堂やこどもまつりなどの企画、運営に取り組んでいる。
チャレンジいばらき紹介ページ
取手市在住。大師通り商店会で長く地元の人に愛されてきた店「ダイニングパー パペエテ」のママ。工藤さんおよびマスターが発起人となりTAP2004の取手蛍輪はTAPではない市民運営の形で15年継続された。元NPO法人取手ぶるく代表として駄菓子屋えまる、あーと屋えまるなどの運営にもたずさわり、取手に暮らすアーティストも工藤さんのお世話になっている人は多数。
現在、八戸市美術館学芸員。名古屋市生まれ。東京藝術大学音楽環境創造科大学院修了。
2004~2006年取手アートプロジェクト運営スタッフ。2008~2011年(財)地域創造で勤務。2011年4月より八戸市まちづくり文化推進室にて、「南郷アートプロジェクト」「八戸工場大学」等のアートプロジェクトの企画運営を担当。2020年八戸市新美術館建設推進室を経て2021年より現職。趣味は、ピアノ、野鳥観察。
東京藝術大学社会連携センター 教授
東京藝術大学大学院芸術学美術教育後期博士課程修了(博士号取得)。ケア×アートをテーマに社会人と藝大生が1年間一緒に学ぶDiversity on the Arts Project(愛称:DOOR)を立ち上げるなど、多様な教育・文化プログラムの企画立案に携わる。現在は「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」のプロジェクトリーダーとして研究機関や企業、自治体等との連携を推進しながら、文化芸術を介したwell-beingの実現に向けた研究と社会実装を行なっている。共著に『ケアとアートの教室』(左右舎)、『美術館と大学と市民がつくる ソーシャルデザインプロジェクト』(青幻舎)等。
現在、国立アイヌ民族博物館 研究員。札幌生まれ。民族共生象徴空間ウポポイの主要施設の一つである国立アイヌ民族博物館で非先住民研究員として勤務。現在の研究テーマはアイヌの芸能に関する文化政策をアップデートしていくこと。国際担当も務め。それ以前は2009年から(独法)国際交流基金で日本の文化を海外へ紹介する仕事につき、うち4年半は海外赴任先のマレーシアで過ごす。2016年から東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教。2020年より同館。東京芸術大学修士、東京大学博士後期課程満期退学。共著に『創る、伝える、つながる 私たちの芸能』(2024年)など。
撮影:西中拓史
1996年広島県呉市生。具体的な土地へのリサーチを基にしたロトスコープによるアニメーションと地図を用いたドローイング/ジオラマを組み合わせたインスタレーションを主な表現方法としている。
現在は主に軍港都市・震洋基地跡を巡ってフィールドワークを重ねており、文化地理学的な視点からそれぞれの場所の地誌を読み解き、再配置あるいはフィクショナルに変奏することで、リニアな歴史観や近代的な区分を読み替えることを試みている。
Webサイト
北海道帯広市出身
演歌歌手・取手市PR大使。
2008年 10歳の時に史上最年少の演歌歌手としてデビュー。2009年「大漁まつり」で「第42回日本有線大賞新人賞」「第51回日本レコード大賞新人賞」を受賞。現在は歌手活動のほかドラマやミュージカル出演など幅広く活躍している。
2020年、取手市に個人事務所設立に伴い移住。2021年、取手市PR大使就任。
現在、大分県立美術館総務・広報担当。大阪府生まれ。2007年〜2016年NPO法人アートネットワーク・ジャパンに在籍し、川崎市アートセンターにてダンスや演劇などの制作、にしすがも創造舎での広報・施設管理等に従事。2017年〜2019年大分市主催のアートプロジェクト事務局を経て2022年〜現在、大分県立美術館で総務・広報業務を担当中
美術家。1946年東京生まれ、取手在住。1970東京デザイナー学院卒。アート取手代表。
30年近くアルミニウムを使って彫刻表現をしてきた。アルミの特徴は,経年劣化が少ないことと,軽いこと。歳をとると,その軽さが大変ありがたい。その制作には,特別な技術が必要だ。
さて作品の話をしよう。彫刻には表面と内部が存在する。私はその内部が気になり,表面を閉じず内部を覗くことのできる作品を作った。それが犬の鎧である。その表面は繫がっていないので,頭・首・胴体・足・尻尾が空中に浮いている。それは様々にポーズを変化させることが可能で,豊かな表現ができるようになった。ちなみに犬の作品は,50体ほどある。
近年は「プリニウスの動物たち」シリーズを展開している。進化によって多様に変化した動物達は,その形だけではなく生態をも変えて,生き延びる技を獲得してきた。それが「スゴイ」!だが,われわれはどうすれば良いのだろう。おてあげ(今回の作品のタイトル)というわけにはいかないだろう。
TAPに学生インターンとして関わる。茨城県牛久市出身。2014年東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業後、牛久市役所にて文化芸術振興専門員として、文化活動支援、アウトリーチ、文化財活用等を担当。在職期間中、(一財)地方自治研究機構に、自治体の課題に関する調査研究及び自治体法務支援担当研究員として2年間出向。
2022年より(株)トータルメディア開発研究所PPP事業本部にて、自治体・企業が設置する文化施設の運営業務に従事。”
2003年に小さな群れとして出発した「取手の坂道愛好会」は、取手に坂道が多いことに着目して、敢えて「坂道」にこだわった散策を通して平らな道にはない
坂道の魅力を見出し、自身の健康増進のためと取手の自然財産としての坂道のPR を兼ねてさまざまな活動を行ってきました。
会員は、発足当時60代で元気一杯の壮年でしたが、20年経った今では80代となり、足腰の衰えは隠せません。 それでも坂道への限りない愛着を持って市内外の散策の他、毎年市民ギャラリーでの展示や、坂道散策のためのコースガイド作成などの活動を続けてきました。その中でも、100年後も残ると思われる道標を、行政に働きかけて市内の諸団体の支援を受けながら12の坂道に設置したことは、会の活動の大きな成果でした。
また最近では、明治時代以降の古地図から取手駅周辺の移り変わりが見て取れる資料の作成など、坂道だけでなく、市民の皆さんの関心の深いテーマの活動も行ってきました。
一方で、会員による坂道を題材にした文化・芸能的活動もあり、「坂道を描いた水彩スケッチ画」「取手の坂道の魅力を歌った坂道音頭(歌詞・曲)」「坂道カレンダー」「坂道川柳」などが生み出されました。
以上の活動の集大成として、2つの冊子、「取手の坂道あれこれ」、および「取手の坂道散策ミニガイド」をまとめました。これらは市内の図書館での閲覧・貸出しや「取手いきいきネット」への掲載などで皆さんにご覧頂けます。
美術家。
1974年千葉県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科准教授。TAP半農半芸ディレクター
東京藝術大学美術学部後期博士課程修了後、文化庁芸術家在外研究員として中国で創作活動。場と人の対話を生み出す作品や舞台、ブロジェクトなどを国内外で展開。土や木、水など自然素材を使用し、場と人との対話を生み出す作品を多数発表。近年では中国ビエンナーレ参加や、中房総国際芸術祭で「月出工舎」ディレクターを務めるなど、地方の地域づくりにも関わっている。
組合職員、八戸清掃工場で勤務中(市役所からの出向中)/ごみ処理工場整備準備室技査。
八戸市在住、岡山県生まれ。日本大学理工学部建築学科修了。2005年取手アートプロジェクトインターン生(TAPヒルズ班)。2008~2013年都内のインテリア設計・施工の会社に勤務。タップハウスにも入居。2014年4月より八戸市建設部建築住宅課に配属。八戸市美術館の業務にも従事。2022年から八戸広域市町村圏事務組合 八戸清掃工場 一般廃棄物処理施設整備準備室に配属。現在に至る。
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