TAPの現在地 - 取手アートプロジェクト・クロニクル
近日開催 2025/02/26
1999年にスタートした取手アートプロジェクト(TAP)は、2024年で25周年を迎えました。
ふりかえれば25年の間、ずっと変化を続けてきたTAP。
危機に直面するたび、社会が変わるたび、その時々に居合わせた人びとが悩み考え、対話しながら、アートプロジェクトをつくってきました。
誰も、そのすべてを見てはいません。
でもそれぞれの人びとが、自分で選んでここに来て、その場にいた人と関わり、TAPを変化させてきました。
今回、演劇をつくるため取手に集まったメンバーは、そんなTAPを、全身を見ることができない大きな「象」、近すぎて見えない「まつ毛」になぞらえました。
見えなくても、わからなくても、私たちは一緒に動き、変わり、つくってきました。
そして、これから先もそうありたい。
25年をさまざまに捉える3つの場で、まちでつくり生きること、そしてあなたにとってのアートプロジェクトを見つけてみませんか。
近すぎて/遠すぎて見えない25年。2015年からの10年間、TAPの隣りにいた羊屋白玉と、この公演を機にTAPに初めて・再び触れた顔ぶれによる共同創作演劇。取手で出会った人びとの言葉、場所の体感、各地で表現活動に携わるそれぞれの現在地をきっかけに生まれた演劇。
TAPで動き、支え、変化に立ち合いながら、さまざまな現場でアートと社会の関わりを触り続けてきたキーパーソンたちが、それぞれの「象の手触り」を持ち寄ります。アートプロジェクトを通じてわたしたちが触れるものは?
誰も全容を見ていないTAPの25年には、今のTAPに関わるメンバーも知らない個々人の経験、風景がまだまだあるはず。そのエピソードを集めるため、クロニクルを公開編集!のんびり語らって思い出すためのちゃぶ台も常設(3/23は公演会場へ出張予定)。
体験エピソード・目撃談募集「TAPクロニクル 投稿編」
あなたが見ていたTAP、触れたTAPについて教えてください。大小さまざま、おぼろげな思い出からはっきりした記憶まで大歓迎。お寄せいただいたエピソードは、展示会場や今後の書籍などで紹介させていただくことがあります。25周年のTAPへのメッセージもお待ちしています!
あなたのひとことから、また新たなTAPが始まるかも。
会場:たいけん美じゅつ場 VIVA
(茨城県取手市中央町2-5・アトレ取手4F)
JR常磐線快速で上野から35分
JR・関東鉄道常総線「取手駅」下車・西口直結
周辺に有料駐車場・駐輪場あり
主催:取手アートプロジェクト実行委員会(取手市、東京藝術大学、アート取手、取手市教育委員会、取手市商工会、公益財団法人取手市文化事業団、一般社団法人茨城南青年会議所、取手美術作家展、特定非営利活動法人 取手アートプロジェクトオフィス)/特定非営利活動法人 取手アートプロジェクトオフィス
助成:文化庁 令和6年度 文化芸術創造拠点形成事業/自治総合センター 令和6年度 地域の芸術環境づくり助成事業/野村財団
協力:アトレ取手/UR都市機構/藝大アーツプロジェクト実習取手コース
取手アートプロジェクト実施本部
〒302-0001 茨城県取手市小文間5000 東京藝術大学取手校地福利施設 藝大食堂2F
TEL: 0297-84-1874(火・金13:00-17:00)FAX: 0297-84-1875
MAIL: tap-info@toride-ap.gr.jp WEB: https://toride-ap.gr.jp/