作家プロフィール

齋藤芽生 Meo Saito(画家)

saitomeo
  • 1.異野団地表彰状
  • 2.異野団地遺失物係

名も無き市民が住んでいたと想定して部屋をつくる。ありふれた生活用具を意匠化し「賞状」の縁取りに見立て賞状を制作し、展示。日常の中で称賛されることのない些細な事柄やごく個人的なこころの宝に対し賞状を贈る。また、誰も探し当てそうもないが、自身にとっては非常に気になる探し物の貼紙を制作し、掲示板、踊り場などに掲示する。それを目にした心当たりのある人は、展示会場の部屋へ誘われる。テーマは永遠の喪失感。

プロフィール
1973年東京生まれ。東京芸術大学大学院後期博士課程油画専攻修了。現在、東京芸術大学油画科講師。幼い頃公団住宅に住んでいた記憶を元に、団地の窓の空隙に孤独な人生模様を見出す絵画「晒野団地シリーズ」を制作。ありふれた日本の生活空間が祝祭性や幻想と奇妙に組み合わされる。絵のほかに短文を用いた作品もあり、オムニバス形式の小説のように一片一片が独立しながらも大きなひとつの物語を構築するようにつくられている。

生意気 Namaiki(クリエイティヴユニット)

namaiki
  • kinkymuffland4

日本一破天荒なユニット生意気は、ポケットに忍ばせた種をあちこちに撒きながら歩きます。明日天変地異がおこっても、食べ物があれば何とかなるかもしれない。そんな二人が考えた最高に愉快でちょっとまぬけな、食べられるジャングル。毎日の大変な世話をせず、植物が自分で全部やってくれるシステムを真剣に考え、フードジャングルをつくります。賢く強い食べられる植物をたくさん植えて、訪れたみんなで手を加えながら楽しく生き抜く術がここに。

プロフィール
ニュージーランド生まれのディヴィッド・デュバル・スミスとイギリス生まれのマイケル・フランクによるクリエイティヴユニット。グラフィックを中心にハードなゴスペルミュージックや大工仕事、ガーデニングなど、持ち前の遊び心で幅広く活動している。05年から空き地緑化graffiti プロジェクト(食べれる植物の種まき)を始め、今は鎌倉でフードジャングルを作っている。08年「土と平和の祭典」(東京)参加。

Port B(演劇ユニット)

  • 団地大図鑑

同じ場所に一団となって住む。人間に備わったこの特徴は古今東西変わらぬものらしく、何かを一緒につくるため、効率や利便の追求の結果、あるいはひとりで居られぬ寂しさのせいか、理由はいろいろあるのでしょうが集団を形成するというこの特徴が、世界にさまざまな「人間模様」をつくっていったことは確かに思えます。ではこうした「模様」を形にしたらどうなるか・・・。井野団地の一室にその「模様」が展示される。

プロフィール
2002年東京にて結成。高山明がドイツで培った演出メソッドを出発点としながらも、舞台作品だけでなく“ツアー・パフォーマンス”やインスタレーションの制作など「演劇」の枠組みに囚われない活動を展開する。近年の公演に、E. イェリネク「雲。家。」、はとバスツアー「東京/オリンピック」、池袋サンシャイン60周囲を巡る「サンシャイン62」、“演劇的インスタレーション”「荒地」などがある。