TAPの現在地 - 小規模特認校連携プロジェクト「創造すること、表現すること」
終了しました 2023/07/19
2023年5月から7月までの2ヶ月間、芸術家が山王小学校に通い、児童のみなさんと活動した「となりのスタジオ」。
今年度は、東京藝術大学でガラスを専攻する芸術家をパートナーに迎えました。
作品をつくるために、自分の「好き(心が動くもの)」を掘り下げ、実験や試作を繰り返すこと、芸術家の普段の作品制作のプロセスを追体験することを活動の狙いとしました。
この活動で山王小学校のみなさんとアーティストが制作した作品の展覧会を取手市民ギャラリーで開催します。ぜひご覧ください。
約60名の児童が通う取手市立山王小学校の小規模特認校化に際して、同校および取手市教育委員会と連携して、芸術家が児童と通年でともに活動する仕組みづくりに2021年度より通年で取り組んでいます。
前期プログラム「となりのスタジオ(The Studio Nextdoor)」の活動では、海外にルーツを持ち、取手で学び制作する芸術家がスタジオアーティストとなり、学校の一角の教室を子どもたちと共に制作するスタジオをつくります。後期プログラム「大地からはじまること」では、身の回りにある自然である土や木々を素材として手を加える方法を学び、思い思いに形づくり、野焼きをして土器をつくるという過程の中で、ゼロからのものづくりにじっくり向き合うことを試みています。
子どもたちが芸術家と活動をともにすることで、自分の感性を表現する力と、これからの社会を柔軟な思考と視点で生きる力を支えることを目指す、学校・市・アートNPOによる連携プログラムです。
https://toride-ap.gr.jp/hannohangei/?p=10479
https://toride-ap.gr.jp/2021_sanno_creating_expressing_report