ベースプログラム - 人材育成プログラム, TAPの現在地 - 藝大アーツプロジェクト実習:多様をほぐすストレッチ
近日開催 2024/09/17
日常のさまざまなシーンで「多様」という言葉に出会うようになりました。「多様であること」は当たり前に大事なこととして扱われはじめています。
でもこの言葉が使われれば使われるほど、「多様」はぼやけ、さまざまバラバラなはずの存在が見えづらくなっているようにも思います。
それぞれ状況の異なるわたしたちは、「多様であること」とどう関係しているのでしょうか。
今回の研究会では、「多様」という言葉の重なりの中で凝り固まった体と頭を伸ばして、
この言葉の内と、未だ外にあるものに、ひとつひとつ出会う時間を持ちたいと思います。
「合理的配慮」という言葉を聞いたことはありますか?
2024年4月1日に障害者差別解消法改正法が施行されました。この法律は、障害者の側から必要な配慮について求められた場合、すべての事業者にできる範囲での対応義務付けています。このことを合理的配慮の提供と言います。
今回は、精神障害当事者団体ポルケの代表である山田悠平さんにこの法律に関することを「精神障害」の視点からお話しいただきます。
基本的な概念から精神障害に特有の課題までお話を通して知り、一緒に考える時間にしたいと思います。
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第5回、第6回も上記からあわせてお申し込みいただけます。
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山田悠平(やまだ・ゆうへい)
一般社団法人精神障害当事者会ポルケ 代表理事。1984年生まれ。東京都大田区出身。これまでに日本障害フォーラム障害者権利条約パラレルレポート特別委員会委員、日本福祉のまちづくり学会心のバリアフリー特別委員会協力委員、国立研究開発法人日本医療研究開発機構地球規模保健課題解決推進のための研究事業研究委員、曹洞宗人権推進本部資料制作委員会委員、一般社団法人日本精神科看護協会倫理綱領改定委員会委員、第17回日本統合失調症学会プログラム委員、第20回日本うつ病学会プログラム委員等を歴任。近年では、The Valuable 500国内署名企業へのインタビュー、国立精神・神経医療研究センターとの精神障害×災害をテーマにした当事者主導型研究の実施、アンチスティグマの取り組みとしてメディアガイドライン制作の働きかけなど、セクターを越えて共同創造をモットーに精神障害のある当事者の立場から、当事者の場づくりや理解啓発活動、政策提言に取り組んでいる。
コーディネーター 遠藤純一郎(えんどう・じゅんいちろう)
2018年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2018年に性教育を扱ったカレンダー制作やワークショップなどを行うチーム「白いチューリップ」を立ち上げ、全体のディレクションやデザインなどを担当。2021年より「アスUS」のメンバーとして、主に美術大学におけるハラスメントについて考える勉強会の企画・運営を行う。2022年より関東大震災時に虐殺された朝鮮人の追悼式を準備する集まり「百年(ペンニョン)」に参加し、朗読パフォーマンスの準備などに関わる。その他、広く人権や社会運動と表現の関わりに関心を持ちながら、勉強会などのイベントを行う。
ディレクター 羽原康恵(はばら・やすえ)
NPO法人取手アートプロジェクトオフィス理事・前事務局長。アートコーディネーター。国際関係学を経て芸術支援を学ぶ。2005-06年取手アートプロジェクト(TAP)インターン、07-08年(財)静岡県文化財団のち取手に戻り、TAPの芸術祭型から通年型、またアーツセンター期への転換を担う。2022年より東京藝大アーツプロジェクト実習がはじまり、地域の中で活動する実践の現場を担当。
主催:東京藝術大学 藝大アーツプロジェクト実習 取手コース
事業連携:取手アートプロジェクト/たいけん美じゅつ場 VIVA
特定非営利活動法人 取手アートプロジェクトオフィス
〒302-0001 茨城県取手市小文間5000 東京藝術大学取手校地福利施設 藝大食堂2F
TEL:0297-84-1874 (火・金 13:00-17:00)
Email: tap-info@toride-ap.gr.jp
ロゴデザイン:森垣賢