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「アート創作拠点オンライン公開事業」、取材進行中!

終了しました 2020/11/26


芸術を生み出す密度が集まるサイト
取手市「アート創作拠点オンライン公開事業」
取材・制作レポート

新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、活動機会を失った芸術家に向けた施策として着手された取手市事業「アート創作拠点オンライン公開事業」。市内にアトリエを構える/市内で活動を行うアーティストの制作拠点をオンラインで公開するウェブサイトが2021年1月、オープンします。

今回の事業では、撮る側・撮られる側のアーティスト・クリエーターの参加を公募にて募り、集まった35組の芸術家のみなさんのマッチングを経て、順次取材が進んでいます。
通常は「鑑賞」や「体験」という形で触れることの多い芸術ですが、今回は普段踏み込むことのできない「作品や活動が生まれる場」を公開することで、作品が生まれる場と、それを生み出す人びとを知っていただくことを目的としています。

ウェブサイトでは、種々様々な素材を扱う個性豊かなアーティストたちによる作品制作風景やアトリエの様子を、映像、写真、そしてインタビューを通して公開します。

事業概要

参加作家数
35組
(うち映像での紹介 4組&映像撮影4組、写真とテキストでの紹介21組&写真撮影5組、ウェブサイトデザイン1組)
企画・コーディネート
特定非営利活動法人 取手アートプロジェクトオフィス
(遠藤由子、小野寺美穂、五十殿彩子、倉持美冴、中嶋希実、羽原康恵)

 

主催
取手市(文化芸術課)

レポートは中間支援プログラムページの「レポート」から!

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取手アートプロジェクトの本事業参画にあたって

今回の事業は取手で活動を続けるTAPにとって、取手で制作を行うアーティストといま一度出会い直す機会となりました。
2009年のオープンスタジオ開催年を最後にフェスティバル型事業を終えたTAPは、地域で活動している芸術家のみなさんに向けて、中間支援の仕組みづくりに取り組んできました。
ただ今回、コロナという芸術に対する大きな脅威へのリアクションとして、取手に関わりを持ちながら制作を続けるアーティストの活動を発信していくことは、今やるべき大切なミッションであると考えています。

今回立ち上がる「アート創作拠点のオンライン公開事業」ウェブサイトが、一過性の情報公開でなく、ある人にとっては次の仕事に、ある人にとっては新たなコミュニティにつながるといったような、オフラインでの新しいつながりを生み出す仕組みとなっていけることを目指しながら活動に参画しています。「アートのまち」を標榜する取手の豊かさが、ここに暮らし/あるいは活動して日々芸術を生み出している人そのものにあること、そして芸術家とその活動を届けるプラットフォームとしての役割を果たすことを試みます。

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