TAPの現在地 - たっぷり会, ベースプログラム - 中間支援プログラム
終了しました 2021/02/27
藝大食堂前のはらっぱにある桐と樫の木でできた丸太の椅子たちは、東京藝術大学取手校地で2019年度に始まった耕すプロジェクトの環境整備活動のなかで生まれました。食堂に来た人がのんびり日向ぼっこしたり、ヤギの遊具にもなったりしてきた丸太の椅子が、それを運べる「木の作品」とともに取手市内を旅します。
集まったみなさんで椅子を運んで、よきところで密を避けつつ話もしましょう。取手のアートにつながるTAP2020年度のコロナリアクション、2021年に向けての試みがわかる紙芝居も持参します。
●本企画は参加予約制(各回定員15名・参加無料)です。
●お申込みはこちらから! → ご参加希望日・ご参加人数を申し込みフォームからご登録ください。
3月14日の回のテーマは、「ART LIVES TORIDE(アートライヴストリデ・http://artlivestoride.com)」。今年度、新型コロナウイルス感染症拡大の影響へのリアクションとしてスタートした、取手市で制作/活動をする作家の制作拠点をオンラインで公開し、「その人」を紹介するプロジェクトです。今回の事業を通じて取手を縦横無尽に走るなか、TAP自身も取手で制作を行う方々に出会い直して、そのつくり手の存在と作品が生まれていることの面白さを再確認し、新たに可能性を感じました。その発見を共有したい!という静かにアツイ回です。最近の取手のアート事情を知りたい方/知っているからシェアしたい方、ぜひご参加ください。
>取手市アート創作拠点オンライン公開 参加アーティスト募集(過年度)についてはこちら
3月21日の回のテーマは、「学びの場とアート」。多様な世代にとっての学びの場がありますが、今回は今年度、ART LIVES TORIDEとともに新型コロナウイルス感染症拡大の影響へのリアクションとして実施した取手市内の放課後子どもクラブ全14箇所と取手にゆかりあるアーティストが参加した放課後の活動に関するレポートを行います。学校という場所にアーティストがいる可能性、放課後の時間の子どもたちとアーティストの関わりの実験的実践について、今年何が起こっていたのか、そしてこれからどうしていくのか、学びとアートのつながりを考えたい方は、ぜひご参加ください。
>取手市放課後子どもクラブ芸術家パートナーシップ制度事業 参加者募集(過年度)についてはこちら
“丸太の椅子にどこでも座れる、誰でも運べる道具作り”を考えました。歴史の中で役割を終えた木の車輪を見つめることや、木の道具の持ちやすさ、使いやすさの魅力を感じて楽しんでもらえるよう試みました。柔らかい感触と軽さ、耐久性の高さから杉の赤身を使いました。
薗部秀徳 SONOBE Hidenori そのべ・ひでのり
茨城県生まれ。木工家。教育者。現代社会における木の造形と教育を研究している。自然素材の手仕事から生まれる物やその技法に注目して、持続の可能性を探り現代社会の中での位置付けを行う。東京藝術大学工芸科講師(木工)。
姫 秋子 JI Qiuziき・しゅうし
1990年中国寧夏回族自治区生まれ。北京で中国伝媒大学アートデザイン専攻を卒業。東京藝術大学大学院工芸専攻木工研究室在籍中。木材造形および木工の技法材料研究。作品は単純に造形物ではなく、人と造形物のインターアクション/対話を考えています。
取手アートプロジェクト実施本部(事務局:NPO法人取手アートプロジェクトオフィス)
Tel: 0297-84-1874(電話は火・金13:00-17:00)
Fax: 0297ー84-1875
Email: tap-info@toride-ap.gr.jp
たっぷり会ロゴデザイン:今井さつき 命名:添田フジオ