ベースプログラム - 中間支援プログラム
終了しました 2021/01/06
芸術家:近藤康平
近藤康平が行ったのは、クレヨン・色鉛筆・カラー水性ペン・ボールペン・グリッターのり・パステルなど、多種類の画材を自由に使って絵を描くプログラムです。初日は近藤のライブペインティング(音楽に合わせて絵を描く様子をプロジェクターで投影した)の鑑賞から始まり、その後「絶対犬に見えない犬」「自分の気持ちを色や形で描く」など日ごとに変化していくテーマに沿って、子どもたちも即興的な絵に取り組んでいきました。後半は描く支持体も画用紙から模造紙を繋げた巨大な紙に変化し、個々の活動からみんなで描く活動へ。更にはプロジェクターを用いたライブペインティングやその動画撮影にも挑戦するなど、絵を描く行為の幅広さを体験しました。
豊富な画材の中でも、パステルやグリッターのりなど普段の授業では縁のないものを好んで使う子どもたち。時には数人で辺りを粉塗れにしまうこともあり、画材の整理や床の養生などの対応をしていきました。「絵の具まみれになって思い切り描いて欲しい」という芸術家の思いはありつつも、現場に合わせて可能な範囲を探り、支援員の手助けや「こうしたら面白くなると思う」といった積極的な提案ももらいながら活動を充実させることができました。