アートのある団地 - 宮田篤+笹萌恵「ちくちく地区」
終了しました 2014/05/05
アートのある団地パートナーアーティスト、宮田篤+笹萌恵による「ちくちくなふだ」展が現在いこいーの+Tappinoで開催中です。いこいーの+Tappinoの日常の要!のボランティアさんの好きな「ひともじ」がちくちくになった名札をご紹介。普段、「ちくちくなふだ」の片方はボランティアさんが活動時に身に着け、片方はいこいーの+Tappinoに連なって飾られているのですが、会期中はそれぞれをクローズアップしてエピソードといっしょに鑑賞いただけます。本日は展示の様子をちょこっとレポート。
ドアを開けて、どうぞ中へ。
↑この案内サインは2種類あって、団地の掲示板でも見られます。お越しの際にはもう一種類、探してみてくださいね~
ちくちくなふだ展のご紹介。2011年からもう3年目。その総数約50組100枚。
なんでこの一文字になったのか?などの由来も紹介されています。これらを探して全部読むのが常連さんのおすすめ鑑賞方法です。はい、おすすめです。
展示では、それぞれのなふだが黒い壁と白い壁で対になるように飾られているので、探して見比べてみるのも面白いです。
平日10時~16時ご覧いただけますので、ぜひぜひお運びくださいね。お待ちしています。とくいぬくんも待ってるワン。
宮田篤|1984年愛知県一宮市生まれ。愛知県立芸術大学美術研究科美術専攻修了、好きな食べ物はうめぼし。主な展覧会に2011年「1floor2011 道の草公園の壁」神戸アートビレッジセンター、2010年「ふしぎの森の美術館」広島市現代美術館など。2006,2008,2010,2011年に取手アートプロジェクトへ参加している。
笹萌恵|1986年東京都調布市生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業、好きな食べ物はたまご。2009年よりユニット活動を開始し、全国各地で裁縫あそび「ちくちく地区」を展開している。取手アートプロジェクトでは2010年より「ちくちく地区:井野団地」を展開中。主に宮田が仕組みを、笹が裁縫を担当しているが、ちょいちょい入れ替わる。
総戸数2,276戸を数える取手井野団地。立場も世代も違う人びとの生活のただ中で、コミュニケーションを通じて変容していく場と表現。パートナーアーティスト、〇号棟の□□さん、▽から来た□□さん・・・ひとり対ひとりの関係性に基づいて起きる生活とアートの接触/同居/共鳴を通じて、「日常」の新たなかたちと可能性を探ります。